忘れてた
5月に「展開」という題名で書いたブログの記事で、徐々に内容を付け足していったのですが、すっかり忘れてました。
コメントを見て思い出して、続きを書いたのですが、
「これ以上書けません!」
って言われた!
仕方ないので、ここに続きを書いていきます!
「展開」を見てない方は何のことかサッパリだと思いますが。
この先を読む方は、まず始めに、「展開」を読むことをオススメします。
間取りは自分の家と同じなので、部屋のある場所は分かるが、玄関の方に来ると月明かりも差さなくなるので一気に暗くなった。
僕は念のため用意していたペンライトをスウェットのポケットから取り出し、回りを照らした。
玄関に向かって左側の部屋のドアを開けた。
人生でこんなに驚いたことはない。
心臓が止まる寸前だった。
その部屋のベッドの上に男が寝そべっていたのだ。
完全に誰もいないと思い込んでいたのが、余計に驚きを増したのだろう。
脚がガクガクして、鼓動がクラブで流れている音楽の重低音のようにうるさかった。
口から声が出てこなかった。
僕はその場から立てなかった。
どれくらいそこにいたのだろう?
10秒かもしれないし、30分かもしれない。
ベッドに寝ていた男は何のリアクションも取らなかった。
僕は恐る恐るその男の顔にライトを当ててみた。
寝ているとは思えなかった。
棺桶の中以外で死体は見たことがなかったが、それは寝ている者ではないというのは暗闇の中でも分かった。
重低音はさらに大きくなった。
悲鳴すら出なかった。
死体には触れずに僕は自分の部屋へ戻ることにした。
玄関から戻ってもよかったのかもしれないが、その時の僕は来た道を戻ることしか頭になかった。
帰りのベランダを乗り越えるときは、身体がフワフワしていて、来るときにはなかった落ちる恐怖があった。
何とか自分の部屋に戻った僕は、本来なら警察に通報するところだろうが、110番は押さなかった。
「そうでしたか」
僕が事情を話すと、相変わらずの渋い声でそう返ってきた。
そして、再び依頼を受けた。
「もう少し部屋の中を調べて欲しい」
すげー嫌だった!まあでも完全に乗ってしまった船だ。後戻りは出来ない。いや、出来たかもしれないが、僕の目は岸を向いていなかった。
もう一度801号室に行くときは大分落ち着きを取り戻していた。
今度は懐中電灯を持っていった。
調べるといっても、家具も荷物もほとんどないので、たんすの引き出しを漁ったりするようなことはなかった。
もう一度ベッドの上の男を見たときは、身震いはしたものの、割と冷静だった。
検死官が主役のドラマを見たことがあるが、絶対自分には無理だと思ったが、死体も毎日見てれば慣れるのかな。そんなことをふと思ったりした。
僕はその向かい側にある、うちでは嫁の部屋になっている部屋のドアを開けた。
その部屋に入ると暗闇の奥にパソコンとプリンターを乗せたデスクがあった。そしてそのプリンターのようなファクスのような物から紙がプリントされていて、その紙が床一面に散乱されている。
僕はそのうちの一枚を取り上げた。履歴書のようなもので、顔写真と経歴が書いてある。僕がたまたま取った紙には23歳の女性のものだった。
二枚目の紙を見ようと床に手を伸ばしたとき僕は、今度は本当に心臓が止まってしまうんじゃないかというくらい驚いた。
生きた心地がしなかった。
今回は「どぉあー!」という奇声が僕の口から出た。
「何してるの?」
静かなトーンの台詞だったが、僕は奇声と共に全身固まりながらわずかに飛び上がった。
振り向くとさっきまで死んだと思っていた男が暗闇の中に浮かび上がっていた。
「いや、あの」
何にも言葉が出てこない。
「君が選ばれたんだね」
その男は怒ることも、動揺もしていなくて、僕が来ることが分かっていたみたいに言った。
「とりあえず、僕帰ります!」
もう何が何だか、状況が掴めない。
もうあからさまに見つかっているのに、ベランダを乗り越える意味もない。
「失礼しました!」
僕がお辞儀をしながら玄関へ行くと、
「そっちからは帰れないよ」
「?」
鍵が壊れてるのか?誰かに見つかるとマズいのか?
仕方なく再びベランダから帰ることにした。
明日はレッドカーペットの収録だっていうのに、こんなに色んなことが起こると、ネタに集中出来るのだろうか?
とりあえずこの日は眠りに着こうとベッドの上で細くていびつな大の字になった。
その大の字をひっくり返したりしながら寝ようとしたが、当然のように眠れない。
だってこの壁の向こうにはあの男が眠っているのだ。
僕は夕方仮眠した居間のベッドで寝ることにした。
眠れないと思っているうちに寝ていたのだろう。瞼を開いたときにはもう明るかった。時計の針は模範的なハンドルの持ち方みたいで、僕はゆっくり起き、衣装の準備を・・ヤバい!クリーニング屋に衣装を取りにいかなきゃ!
シャワーを浴び、予定より一時間以上早く家を出てクリーニング屋によって、衣装を受けとった。
自分の格好は寝間着のスウェットだ。
行きに上野駅で降りて、昨日貰ったお金で服を何着も衝動買いし、パチンコ屋のトイレで新しい服、ズボン、靴に着替えた。
服の必要性を改めて感じた。
お台場の湾岸スタジオに入るときは両手に紙袋だらけで、まるでスタイリストさんみたいだった。
とりあえず今日は昨日のことは忘れよう。ネタのことが上の空では相方に悪い。
誰かに言いたいという気持ちもあったが、上手く話せないし、馬鹿な作り話だと思われるだろうから誰にも言わなかった。
今回の審査員長は天海祐希さん。
もう大好きだ。
彼女はドラマや映画でこんな体験してるのかな?
天海祐希さんに相談すれば信じてくれるかな?
そんな訳ないか。
そんなこと思いながらの収録でのまさかの天海祐希さんの口から出たインスタントジョンソン。
一体何が起こっているのだろうか?
収録が終わると着信が13件。全て同じ番号だ。
帰り支度を終え、湾岸スタジオを出て、目の前の公園のベンチに座り、電話を掛けた。
「もしもし」そう言い終わる前に
「とりあえず車に乗りなさい」
渋い声で言われた。
「車?」
「湾岸スタジオの前に停めてある。」
公園と湾岸スタジオの間にある道に目をやると、リムジンが停まってある。
車の前には小さな男がドアを開けて待っている。
僕は押し込まれるように後部座席へ。
僕が乗るとすぐに車は動き出した。
車内は運転手と助手席に小さい男。リムジンなので僕からは遥か向こうだ。渋い男はいなかった。
終始無言の車内で、僕は携帯電話を開き、このことをブログに付け足した。
実は昨日からの一連の流れをブログに書いているのだ。
ばれたら怒られるかな?
次に後部座席のドアが開くまで30分も経たなかった。
着いたのは帝国ホテル。そのまま昨日の部屋へと。昨日のことがしばらく前のことのように感じる。
昨日からずっと座っていたかのように奴が昨日と同じ場所に座っている。僕は慣れたように対面に座った。
その男の第一声は意外な台詞だった。
「もう一度701号室に行ってくれ」
「何でー!?」僕は思わず叫んだ。
大体、隣の男にもうばれているし、隣の部屋ですることは何もないはずだ。
あの履歴書に用があるのか?
・・・ここで僕はあれっ?っと思った。
僕が行ったのは801号室だ。確かに男は701号室と言った。昨日も確か701号室と言っていた。そのときは言い間違いだと思ったのだが、また言い間違えたのか?
それとも、本当に701号室に行ってくれという意味だったのか?
しかし、確かに君の隣の部屋と言っていた。
大体701号室だとしたら僕が忍び込むのはロープなどを使わないと不可能だ。
それとも僕が702号室の住人だと勘違いしているのか?
「これが最後だ」
彼の声には、「はい」と言わせる力があるように感じた。
「・・・はい」決して元気ではなかったはずだ。
とりあえず部屋の疑問は胸に秘めておいた。
またリムジンで送ってもらい自宅に着いたのは23時過ぎだった。
そしてこの二日間のことを改めて思い返してみた。
冷静に考えるといくつかの疑問が浮かび上がった。
まずは部屋のこと。大体、彼ほどの権利者なら僕なんかに頼まなくても簡単に隣を調べることは出来るはずだ。
しかも、隣の男は不在ではなかった。そのことを伝えたにも関わらず彼自身動こうとしない。さらに今回の依頼だ。
そして、隣の男の意味不明な台詞。
「君が選ばれたんだね」
さらにはエレベーターから降りてきて、「お前がしのはらか?」と言って銃を突き付けてきた男。
全てが謎だった。
僕は夜遅くだというのも無視して801号室に今度は玄関から伺った。
チャイムを押したが、応答がないので二度目のチャイムを鳴らそうと人差し指をボタンに持っていき、人差し指とチャイムのボタンが触れ合おうてした刹那、ドラマでキスを邪魔されたカップルのようなタイミングでドアが開いた。
「はい?」
僕は面を喰らった。頭の中にクエスチョンマークが無造作に生まれた。
昨日の男じゃなかった。
半開きになったドアの間から見える801号室の居間は温かみがあった。昨日なかったソファーが見えた。明かりが付いているとかそういう問題じゃない。明らかに違う部屋だ。
「すいません、間違えました」
咄嗟にそう言い、僕は自分の部屋に戻った。
えっ?えっ?えっ?何なんだ?
僕は直ぐさま電話をした。
「玄関から行っちゃ駄目だ。ベランダから忍び込むんだ。」
渋いおじさんは鼻で笑うように言った。
何が違うんだ?僕は気乗りしなかった。だって同じことじゃないか。
「僕捕まりますよ」
「その心配はない。これが最後だ。」
僕はベランダに乗り出して隣の部屋を覗いた。さっきまで明るかったリビングは照明が消されていた。
僕はどうにでもなれという気持ちでベランダを乗り越えた。
外から中の様子を伺ったが、人気はなかった。
昨日同様窓は開いていて、窓をスライドさせながら中に入ろうとした。
昨日と違うのは、「すいませーん、失礼します」と言いながら入ったことだ。
玄関の方からカチャっとドアが開く音がした。僕は身構えた。
現れたのは昨日の男だった。
さっき玄関に顔を出した男とは別人だ。
彼をまともに見るのは初めてだった。細身の長身で180センチくらいはあった。イケメンだが、病弱な印象を受けた。
「お待ちしておりました」
待っていた?俺を?
彼は履歴書のような紙が散乱していた部屋に僕を招き、部屋の電気を付けた。
軽く床の紙を片付け、僕の座るスペースを作ってくれて、座るように手で合図をした。
僕はその場所に腰を落とした。
彼も僕の目の前に腰を降ろした。
一体何が始まるのだろうか?
「僕はもうすぐ死にます」
彼の第一声だった。
僕はリアクションに困った。何故そんなことを僕に言うのか?全くの他人だ。
「君に頼みがある」
彼の第二声だった。
何故、依頼されて調べてる男に依頼されるのか?
「僕の跡を継いで欲しい」
「あのう、誰かと勘違いしてませんか?」
そう言った僕の次に聞こえてきた台詞は僕の背後から聞こえた。
「そこからは私が話そう」
振り返った僕の目線の先にいたのは見たことがある男だった。
いつも渋い男の傍らにいた、小柄な男だった。この男の声を聞くのは初めてだ。何より、ここにいること自体が不思議だった。
コメントを見て思い出して、続きを書いたのですが、
「これ以上書けません!」
って言われた!
仕方ないので、ここに続きを書いていきます!
「展開」を見てない方は何のことかサッパリだと思いますが。
この先を読む方は、まず始めに、「展開」を読むことをオススメします。
間取りは自分の家と同じなので、部屋のある場所は分かるが、玄関の方に来ると月明かりも差さなくなるので一気に暗くなった。
僕は念のため用意していたペンライトをスウェットのポケットから取り出し、回りを照らした。
玄関に向かって左側の部屋のドアを開けた。
人生でこんなに驚いたことはない。
心臓が止まる寸前だった。
その部屋のベッドの上に男が寝そべっていたのだ。
完全に誰もいないと思い込んでいたのが、余計に驚きを増したのだろう。
脚がガクガクして、鼓動がクラブで流れている音楽の重低音のようにうるさかった。
口から声が出てこなかった。
僕はその場から立てなかった。
どれくらいそこにいたのだろう?
10秒かもしれないし、30分かもしれない。
ベッドに寝ていた男は何のリアクションも取らなかった。
僕は恐る恐るその男の顔にライトを当ててみた。
寝ているとは思えなかった。
棺桶の中以外で死体は見たことがなかったが、それは寝ている者ではないというのは暗闇の中でも分かった。
重低音はさらに大きくなった。
悲鳴すら出なかった。
死体には触れずに僕は自分の部屋へ戻ることにした。
玄関から戻ってもよかったのかもしれないが、その時の僕は来た道を戻ることしか頭になかった。
帰りのベランダを乗り越えるときは、身体がフワフワしていて、来るときにはなかった落ちる恐怖があった。
何とか自分の部屋に戻った僕は、本来なら警察に通報するところだろうが、110番は押さなかった。
「そうでしたか」
僕が事情を話すと、相変わらずの渋い声でそう返ってきた。
そして、再び依頼を受けた。
「もう少し部屋の中を調べて欲しい」
すげー嫌だった!まあでも完全に乗ってしまった船だ。後戻りは出来ない。いや、出来たかもしれないが、僕の目は岸を向いていなかった。
もう一度801号室に行くときは大分落ち着きを取り戻していた。
今度は懐中電灯を持っていった。
調べるといっても、家具も荷物もほとんどないので、たんすの引き出しを漁ったりするようなことはなかった。
もう一度ベッドの上の男を見たときは、身震いはしたものの、割と冷静だった。
検死官が主役のドラマを見たことがあるが、絶対自分には無理だと思ったが、死体も毎日見てれば慣れるのかな。そんなことをふと思ったりした。
僕はその向かい側にある、うちでは嫁の部屋になっている部屋のドアを開けた。
その部屋に入ると暗闇の奥にパソコンとプリンターを乗せたデスクがあった。そしてそのプリンターのようなファクスのような物から紙がプリントされていて、その紙が床一面に散乱されている。
僕はそのうちの一枚を取り上げた。履歴書のようなもので、顔写真と経歴が書いてある。僕がたまたま取った紙には23歳の女性のものだった。
二枚目の紙を見ようと床に手を伸ばしたとき僕は、今度は本当に心臓が止まってしまうんじゃないかというくらい驚いた。
生きた心地がしなかった。
今回は「どぉあー!」という奇声が僕の口から出た。
「何してるの?」
静かなトーンの台詞だったが、僕は奇声と共に全身固まりながらわずかに飛び上がった。
振り向くとさっきまで死んだと思っていた男が暗闇の中に浮かび上がっていた。
「いや、あの」
何にも言葉が出てこない。
「君が選ばれたんだね」
その男は怒ることも、動揺もしていなくて、僕が来ることが分かっていたみたいに言った。
「とりあえず、僕帰ります!」
もう何が何だか、状況が掴めない。
もうあからさまに見つかっているのに、ベランダを乗り越える意味もない。
「失礼しました!」
僕がお辞儀をしながら玄関へ行くと、
「そっちからは帰れないよ」
「?」
鍵が壊れてるのか?誰かに見つかるとマズいのか?
仕方なく再びベランダから帰ることにした。
明日はレッドカーペットの収録だっていうのに、こんなに色んなことが起こると、ネタに集中出来るのだろうか?
とりあえずこの日は眠りに着こうとベッドの上で細くていびつな大の字になった。
その大の字をひっくり返したりしながら寝ようとしたが、当然のように眠れない。
だってこの壁の向こうにはあの男が眠っているのだ。
僕は夕方仮眠した居間のベッドで寝ることにした。
眠れないと思っているうちに寝ていたのだろう。瞼を開いたときにはもう明るかった。時計の針は模範的なハンドルの持ち方みたいで、僕はゆっくり起き、衣装の準備を・・ヤバい!クリーニング屋に衣装を取りにいかなきゃ!
シャワーを浴び、予定より一時間以上早く家を出てクリーニング屋によって、衣装を受けとった。
自分の格好は寝間着のスウェットだ。
行きに上野駅で降りて、昨日貰ったお金で服を何着も衝動買いし、パチンコ屋のトイレで新しい服、ズボン、靴に着替えた。
服の必要性を改めて感じた。
お台場の湾岸スタジオに入るときは両手に紙袋だらけで、まるでスタイリストさんみたいだった。
とりあえず今日は昨日のことは忘れよう。ネタのことが上の空では相方に悪い。
誰かに言いたいという気持ちもあったが、上手く話せないし、馬鹿な作り話だと思われるだろうから誰にも言わなかった。
今回の審査員長は天海祐希さん。
もう大好きだ。
彼女はドラマや映画でこんな体験してるのかな?
天海祐希さんに相談すれば信じてくれるかな?
そんな訳ないか。
そんなこと思いながらの収録でのまさかの天海祐希さんの口から出たインスタントジョンソン。
一体何が起こっているのだろうか?
収録が終わると着信が13件。全て同じ番号だ。
帰り支度を終え、湾岸スタジオを出て、目の前の公園のベンチに座り、電話を掛けた。
「もしもし」そう言い終わる前に
「とりあえず車に乗りなさい」
渋い声で言われた。
「車?」
「湾岸スタジオの前に停めてある。」
公園と湾岸スタジオの間にある道に目をやると、リムジンが停まってある。
車の前には小さな男がドアを開けて待っている。
僕は押し込まれるように後部座席へ。
僕が乗るとすぐに車は動き出した。
車内は運転手と助手席に小さい男。リムジンなので僕からは遥か向こうだ。渋い男はいなかった。
終始無言の車内で、僕は携帯電話を開き、このことをブログに付け足した。
実は昨日からの一連の流れをブログに書いているのだ。
ばれたら怒られるかな?
次に後部座席のドアが開くまで30分も経たなかった。
着いたのは帝国ホテル。そのまま昨日の部屋へと。昨日のことがしばらく前のことのように感じる。
昨日からずっと座っていたかのように奴が昨日と同じ場所に座っている。僕は慣れたように対面に座った。
その男の第一声は意外な台詞だった。
「もう一度701号室に行ってくれ」
「何でー!?」僕は思わず叫んだ。
大体、隣の男にもうばれているし、隣の部屋ですることは何もないはずだ。
あの履歴書に用があるのか?
・・・ここで僕はあれっ?っと思った。
僕が行ったのは801号室だ。確かに男は701号室と言った。昨日も確か701号室と言っていた。そのときは言い間違いだと思ったのだが、また言い間違えたのか?
それとも、本当に701号室に行ってくれという意味だったのか?
しかし、確かに君の隣の部屋と言っていた。
大体701号室だとしたら僕が忍び込むのはロープなどを使わないと不可能だ。
それとも僕が702号室の住人だと勘違いしているのか?
「これが最後だ」
彼の声には、「はい」と言わせる力があるように感じた。
「・・・はい」決して元気ではなかったはずだ。
とりあえず部屋の疑問は胸に秘めておいた。
またリムジンで送ってもらい自宅に着いたのは23時過ぎだった。
そしてこの二日間のことを改めて思い返してみた。
冷静に考えるといくつかの疑問が浮かび上がった。
まずは部屋のこと。大体、彼ほどの権利者なら僕なんかに頼まなくても簡単に隣を調べることは出来るはずだ。
しかも、隣の男は不在ではなかった。そのことを伝えたにも関わらず彼自身動こうとしない。さらに今回の依頼だ。
そして、隣の男の意味不明な台詞。
「君が選ばれたんだね」
さらにはエレベーターから降りてきて、「お前がしのはらか?」と言って銃を突き付けてきた男。
全てが謎だった。
僕は夜遅くだというのも無視して801号室に今度は玄関から伺った。
チャイムを押したが、応答がないので二度目のチャイムを鳴らそうと人差し指をボタンに持っていき、人差し指とチャイムのボタンが触れ合おうてした刹那、ドラマでキスを邪魔されたカップルのようなタイミングでドアが開いた。
「はい?」
僕は面を喰らった。頭の中にクエスチョンマークが無造作に生まれた。
昨日の男じゃなかった。
半開きになったドアの間から見える801号室の居間は温かみがあった。昨日なかったソファーが見えた。明かりが付いているとかそういう問題じゃない。明らかに違う部屋だ。
「すいません、間違えました」
咄嗟にそう言い、僕は自分の部屋に戻った。
えっ?えっ?えっ?何なんだ?
僕は直ぐさま電話をした。
「玄関から行っちゃ駄目だ。ベランダから忍び込むんだ。」
渋いおじさんは鼻で笑うように言った。
何が違うんだ?僕は気乗りしなかった。だって同じことじゃないか。
「僕捕まりますよ」
「その心配はない。これが最後だ。」
僕はベランダに乗り出して隣の部屋を覗いた。さっきまで明るかったリビングは照明が消されていた。
僕はどうにでもなれという気持ちでベランダを乗り越えた。
外から中の様子を伺ったが、人気はなかった。
昨日同様窓は開いていて、窓をスライドさせながら中に入ろうとした。
昨日と違うのは、「すいませーん、失礼します」と言いながら入ったことだ。
玄関の方からカチャっとドアが開く音がした。僕は身構えた。
現れたのは昨日の男だった。
さっき玄関に顔を出した男とは別人だ。
彼をまともに見るのは初めてだった。細身の長身で180センチくらいはあった。イケメンだが、病弱な印象を受けた。
「お待ちしておりました」
待っていた?俺を?
彼は履歴書のような紙が散乱していた部屋に僕を招き、部屋の電気を付けた。
軽く床の紙を片付け、僕の座るスペースを作ってくれて、座るように手で合図をした。
僕はその場所に腰を落とした。
彼も僕の目の前に腰を降ろした。
一体何が始まるのだろうか?
「僕はもうすぐ死にます」
彼の第一声だった。
僕はリアクションに困った。何故そんなことを僕に言うのか?全くの他人だ。
「君に頼みがある」
彼の第二声だった。
何故、依頼されて調べてる男に依頼されるのか?
「僕の跡を継いで欲しい」
「あのう、誰かと勘違いしてませんか?」
そう言った僕の次に聞こえてきた台詞は僕の背後から聞こえた。
「そこからは私が話そう」
振り返った僕の目線の先にいたのは見たことがある男だった。
いつも渋い男の傍らにいた、小柄な男だった。この男の声を聞くのは初めてだ。何より、ここにいること自体が不思議だった。
飽きる
飽きっぽい?
うん、割と飽きっぽい方かなぁ。
ブログの題名もそろそろ変えよう。
まあ、飽きっぽいか飽きっぽくないかはあるとして、人はまあ飽きる生き物である。
何でだろう?
昔、ファンだった子達はどこかで僕に飽きたんだろう。
昔からのファンは片手もいなくなった。
「ずっとファンです!」
最も信用出来ない言葉だ!
これは僕に限らず、芸人あるあるだ。
でも、その時点ではきっと本当に思ってると思うから、嬉しいんだけどね。
恋人達がドンドンセックスレス化していくのも、飽きるからだ。
変わらないカップルは聞いたことがあるが、
ドンドン頻度が上がっていくカップルは聞いたことがない。
ブームが続かないのも、ブームが存在するのも、飽きるがあるからだ。
面白いネタだって何度も見たら飽きる。
何回見ても面白くなるようなネタの作り方はしているが、限界はある。
そういう意味では、YouTubeは僕らにとってありがたい存在でもあり、同時にありがたくない存在でもある。
人々が飽きなければいいのに!
セックスレスもない!
浮気もない!
ブームが終わらない!
何度同じネタをやっても笑ってくれる!
ところが!
人が飽きることを忘れると大変なことが起こるのだ!
努力をしなくなるのだ!
一度付き合えば、太ろうが、冷たくしようが、飽きないなら関係ない!
ドラマは、毎回再放送だ!
何なら、バラエティーだって再放送で十分だ!
僕らも面白いネタを1本作って、それをやり続ければオッケーになってしまう。
これはイカンのじゃないか?
人が飽きるから、飽きさせないように努力し、成長していくのではないだろうか?
恋人に飽きられないように魅力的になっていくのではないだろうか?
人々が飽きるから、新しい映画を作り、ドラマを作り、ゲームを作り、曲を作り、食品を作り、お店を作り、ネタを作り・・・
何か、「生きてる!」って感じがする!
「時が流れてる!」って感じがする!
「地球が回っている!」って実感出来る!
そりゃあ、失敗も多々ある。
正直、毎回毎回大爆笑のネタ作れったって無理、無理!
毎回、もう面白いネタは出来ないんじゃないだろうか?
そんな想いに苛まれながら書いている。
でもクリエイティブに生きて行きたいじゃん!
新しいものを作って、飽きられ、新しいものを作って、飽きられ、新しいものを作って、飽きられる前に新しいものを作って、スベって、ボツになって!
名作は滅多に生まれないが、何度だって生まれる!
by じゃい
もうちょいポーキーやるけどね!
うん、割と飽きっぽい方かなぁ。
ブログの題名もそろそろ変えよう。
まあ、飽きっぽいか飽きっぽくないかはあるとして、人はまあ飽きる生き物である。
何でだろう?
昔、ファンだった子達はどこかで僕に飽きたんだろう。
昔からのファンは片手もいなくなった。
「ずっとファンです!」
最も信用出来ない言葉だ!
これは僕に限らず、芸人あるあるだ。
でも、その時点ではきっと本当に思ってると思うから、嬉しいんだけどね。
恋人達がドンドンセックスレス化していくのも、飽きるからだ。
変わらないカップルは聞いたことがあるが、
ドンドン頻度が上がっていくカップルは聞いたことがない。
ブームが続かないのも、ブームが存在するのも、飽きるがあるからだ。
面白いネタだって何度も見たら飽きる。
何回見ても面白くなるようなネタの作り方はしているが、限界はある。
そういう意味では、YouTubeは僕らにとってありがたい存在でもあり、同時にありがたくない存在でもある。
人々が飽きなければいいのに!
セックスレスもない!
浮気もない!
ブームが終わらない!
何度同じネタをやっても笑ってくれる!
ところが!
人が飽きることを忘れると大変なことが起こるのだ!
努力をしなくなるのだ!
一度付き合えば、太ろうが、冷たくしようが、飽きないなら関係ない!
ドラマは、毎回再放送だ!
何なら、バラエティーだって再放送で十分だ!
僕らも面白いネタを1本作って、それをやり続ければオッケーになってしまう。
これはイカンのじゃないか?
人が飽きるから、飽きさせないように努力し、成長していくのではないだろうか?
恋人に飽きられないように魅力的になっていくのではないだろうか?
人々が飽きるから、新しい映画を作り、ドラマを作り、ゲームを作り、曲を作り、食品を作り、お店を作り、ネタを作り・・・
何か、「生きてる!」って感じがする!
「時が流れてる!」って感じがする!
「地球が回っている!」って実感出来る!
そりゃあ、失敗も多々ある。
正直、毎回毎回大爆笑のネタ作れったって無理、無理!
毎回、もう面白いネタは出来ないんじゃないだろうか?
そんな想いに苛まれながら書いている。
でもクリエイティブに生きて行きたいじゃん!
新しいものを作って、飽きられ、新しいものを作って、飽きられ、新しいものを作って、飽きられる前に新しいものを作って、スベって、ボツになって!
名作は滅多に生まれないが、何度だって生まれる!
by じゃい
もうちょいポーキーやるけどね!
演技
まあ主に役者の方達が映画やドラマ、舞台でするものだが、お笑い芸人にとっても大事なものだ。
僕らはコントなので、その都度与えられた役を演じなくてはならない。
また、この演技っつうのが、上手い下手で面白さが全然違うんだ。
もちろん、ネタの面白さも重要だが、演技力も相当必要だ。
逆にいえば、あまりネタが面白くなくても、演技力がずば抜けていれば、面白く見えたりするんだ。
で僕の場合、あんまり器用じゃないので、どんな役でも出来るわけじゃない。
ひょうきんな人や明るい人は上手く演じれない。
掴み所のないような役が多い。
そっちの方が素に近いからなのかな。
むしろ、そんなに演技してないのかもしれない。
逆に相方のゆうぞう君は、ひょうきんな人や明るい人が得意だ。
ゆうぞう君と僕の性格は対称的なので、それが演技にも反映されているのだ。
おかげで、彼とキャラクターが被ることはない。
このことで割とコントが造り易いのかもしれない。。
まあ、お笑いに演技は大事なんだが、演技は仕事じゃなくてもしたりする。
女性はHのときに演技するって言うし
ぶりっ子も演技
キャバ嬢
詐欺師
お得意様に接待してるときも気に入られる様に演技したり
子供ながらに親の御機嫌を取るのだって演技だ。
嘘をつくのも演技しなきゃいけない。
つまり、役者じゃなくても芸人じゃなくても演技はしてるのだ。
これらに台本はない。
嘘が上手い人は演技が上手な人だ!
しかも、作品じゃないから演技してるかどうかなんて分からないからアカデミー賞もあげられない。
俺の嘘なんてすぐにばれる!
俺はプライベートでも大根役者だなぁ。
昔、バイトをする度に、このバイトではバカキャラでいこう!とか
大人しいキャラでいこう!とか
働き者キャラでいこう!とか
インテリキャラでいこう!とか
正義の味方キャラでいこう!
とかして、楽しんでたりしたなぁ。
すぐに本性を見破られたわ!
僕らはコントなので、その都度与えられた役を演じなくてはならない。
また、この演技っつうのが、上手い下手で面白さが全然違うんだ。
もちろん、ネタの面白さも重要だが、演技力も相当必要だ。
逆にいえば、あまりネタが面白くなくても、演技力がずば抜けていれば、面白く見えたりするんだ。
で僕の場合、あんまり器用じゃないので、どんな役でも出来るわけじゃない。
ひょうきんな人や明るい人は上手く演じれない。
掴み所のないような役が多い。
そっちの方が素に近いからなのかな。
むしろ、そんなに演技してないのかもしれない。
逆に相方のゆうぞう君は、ひょうきんな人や明るい人が得意だ。
ゆうぞう君と僕の性格は対称的なので、それが演技にも反映されているのだ。
おかげで、彼とキャラクターが被ることはない。
このことで割とコントが造り易いのかもしれない。。
まあ、お笑いに演技は大事なんだが、演技は仕事じゃなくてもしたりする。
女性はHのときに演技するって言うし
ぶりっ子も演技
キャバ嬢
詐欺師
お得意様に接待してるときも気に入られる様に演技したり
子供ながらに親の御機嫌を取るのだって演技だ。
嘘をつくのも演技しなきゃいけない。
つまり、役者じゃなくても芸人じゃなくても演技はしてるのだ。
これらに台本はない。
嘘が上手い人は演技が上手な人だ!
しかも、作品じゃないから演技してるかどうかなんて分からないからアカデミー賞もあげられない。
俺の嘘なんてすぐにばれる!
俺はプライベートでも大根役者だなぁ。
昔、バイトをする度に、このバイトではバカキャラでいこう!とか
大人しいキャラでいこう!とか
働き者キャラでいこう!とか
インテリキャラでいこう!とか
正義の味方キャラでいこう!
とかして、楽しんでたりしたなぁ。
すぐに本性を見破られたわ!