インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba -11ページ目

JRA

どんなレースよりも、今はJRAが荒れてるな。


時代と共に文化や常識が移り変わっていっている。


それに伴い、法律やルールも変えていかないと、そこに歪みが生まれてくる。


今まさにJRAが変わらなければいけない時期を迎えている。

真実

真実は1つである。


新聞、ニュース、ワイドショー、週刊誌などは真実を伝えるものだろうか?


本来は多分そういうものだったと思う。


しかし、昨今は真実よりも、視聴率が取れるもの、売れるものが優先される。


真実は二の次のように思える。


5.6年前に僕が書いた「離婚約」というタイトルのブログがネットニュースになり、バイキングで取り上げられていた。


内容は叩きやすいような悪意のある切り取られをされていて、坂上忍さんは僕のことをボロカス言っていた。


ワイドショーのやり方、坂上忍さんの立ち位置を考えると、まあ仕事だし、そういう対応することは仕方ないとも思う。


別にそれに対して怒りもない。


番組を観てTwitterに誹謗中傷する人も結構いた。


バイキングを観て、ブログを見にきた人はコメントで「全然違うじゃん!」と書き込む人もいた。


真実は僕と家族しか分からない。


その空気感は説明しても全てが伝わるものでもない。


その時に思ったのは、ワイドショーや週刊誌などにおそらく真実、事実を捻じ曲げられて悪者にされたような人は少なくとも僕だけではないと思った。


僕は大した被害ではないが、中には人生が狂ったような人も少なくないと思う。


ほとんどの人がメディアの報道を真に受け、好き放題意見を述べる。


人類は残酷好きな部分が根本にあるのだろう。


人の不幸は蜜の味がするのだろう。


真実を知ろうともせずに誹謗をする。


それを咎めるつもりはない。


やりたければやればいい。


ただ、おそらく真実、真相はもっと深いところにあると思う。


ミスリードは世の中に蔓延していると思う。


「怪物」という映画は、人によって怪物が違うというメッセージ性の高い作品だったが、まさに現実もそうである。


芸能人や芸人の不祥事系のニュースがやたら多い。


やってるかもしれない。


トラップかもしれない。


もっと闇が深いかもしれない。


知ろうとも思わないし、特に言うこともありません。


まあトラップを見抜けるくらいの洞察力が身に付けば、競馬の予想力も上がりそうだけど、どうかな?


皆さんにとって真実とは何ですか?









よこちん

大学時代の同級生でよこちんという男がいる。


知り合ったのはもう30年以上も前。


大学を卒業してからも大学時代に仲の良かった6人でちょくちょくは会っていた。


俺1人は異色の道へ進んだが、他の5人は土木工学科ということもあり、建設業関係の仕事をしている。


よこちんは自分の父親が社長の建設会社で専務をしていた。


ちょくちょく会っていたので、LINEのグループがあり、1年に1回程度だが6人で会って、食事やお酒を飲みながら、昔話や近況の話、家族の話などを楽しんだ。


そんな中、よこちんはその回に顔を出さなくなり、なぜか勝手にグループLINEを退会した。


他の5人は「なんで?」と疑問だった。


家が神奈川県の奥地で、都内で集まると遠かったのかな?


仕事が忙しかったのかな?


この集まりが楽しくなかったのかな?


これが2.3年前の出来事だ。


先月、その6人のうちの1人からグループLINEでメッセージが来た。


実はよこちんは2年前から、他系統萎縮症という1万人に1人と言われる難病にかかっていたというのだ。


脳の障害らしく、現在よこちんは1人で歩くことは出来ず、歩行器を使っての移動しか出来ない。言葉も以前のように流暢に話すことは出来ないという。


その1人がよこちんに会いに行ったとの連絡がグループLINEできたのだ。


何も知らなかった僕らは、とりあえずお見舞いに行こうということになり、4人で1台の車でよこちんの住む神奈川県の二宮市へ向かった。


奥さんが迎え入れてくれて、リビングのソファーによこちんは座っていた。


安心したのは見た目は昔とそれほど変わっていなかったということ。


行きの車内で、もしよこちんが昔の面影もなく痩せ細ったりしていたら、耐えられないという話をしていた。


僕らが暗い空気にしてはいけない。


口にはしないが、それぞれそう思っていたと思う。


しかし、やはり言葉は聞きづらかった。


声も1オクターブ高いような声で、昔の声ではなかった。


最後に会った時は小学生だった息子さんも今は21才となり、よこちんの面影がある凛々しい好青年となっていた。


息子さんも同席して、色んな話をした。


奥さんと息子さんも決して暗い空気にならないように、明るい空気にしてくれた。


よこちんも結構笑っていた。


病にかかった頃はよこちんは暫く無表情だったらしい。


今まで通りに生きられない絶望を味わったのだろう。


よこちんが黙ってグループLINEを退会したのは、僕らを悲しませたくなかった、心配かけたくなかったのだろう。


ずっと優しかったよこちんらしい。


水臭いと思いつつも、その事は触れなかった。


奥さんも、よこちんが今まで以上に笑ってることを喜んでいた。


他系統萎縮症という病気は治療法はないらしい。


かかってからの平均寿命は8年程度だという。


かかる原因も不摂生をしてたとかそんなものではなく、予防も出来ず、突然襲いかかるものらしい。


自分も50才を超えていつ病にかかっても不思議じゃないし、いつ命を落としても不思議じゃない年齢だ。


覚悟はあるし、受け入れる準備もある。


ただ、実際にかかるとやはり大変だろう。


家族にも迷惑をかけることになるだろう。


よこちんはアイスをよく食べるという。


歩行器で冷蔵庫へ行き、冷凍庫からアイスを取って、元の場所に戻り、アイスを食べるのが好きらしい。


たまにアイスを買ってよこちんの家に行こうと思っている。