丹下段平「あしたのジョー」の漫画を今頃中古で買い、読んでいる。アニメは中学の時に朝再放送をやってて、それを食い入るように観ていた。熱い青春ドラマに感化された。いつの間にか、キックボクシングを教える人になった。50歳を超えて、まさかの展開である。いろいろ大変だが、やり甲斐はある。ダイエット目的の女性や、強くなりたい男性。技を教えたり、ディフェンスを教えたり。矢吹ジョーに夢中だった若者が、丹下段平の言葉や行動に感じるようになった。自分の夢を託し、体を張って若者を育てる。不器用に、その生き方しか出来ない。自分も生き方は違うが、負けて負けて這いつくばって生きてきた部分は共通するのかもしれない。この熱苦しさが堪らん。