いつまで続くの?猿の惑星 | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


いつまで続くの?
「猿の惑星キングダム」
これに尽きる。
もういいだろう?と観た自分だけど。


正直、語る程のお話でもない。
好んで ハリウッド大作を観るような自分でもない。
だけど、「猿の惑星」。


小学生の時にテレビで観た最初の「猿の惑星」。
あのラストの自由の女神の衝撃。
フランクリン・J・シャフナー監督作品、チャールトン・ヘストン主演。


「新・猿の惑星」も同様に好きで。
同世代で、ヒッチコックの「鳥」やスピルバーグの「ジョーズ」や「激突!」、こういった作品にハマった人は 世界中に沢山いるでしょう。
それは自分の血となり肉となり。


しかし、今回最新作を観ると、新鮮さもないし、どこかで観たようなシーンの数々。
ネタが尽きてるのが分かっていながら、何に期待するでもなく。
最初の「猿の惑星」と重なるシーンもちらほら。


そこはもうリスペクトを持って作っているのでしょう。
あれは決して超えられない。
シリーズを続けることの難しさ、それは「猿の惑星」に限ったことではないが。


それにしても猿が支配する世界というこのアイディアは絶対的で。
風刺も込めて、人間の愚かさを浮き彫りにする。
身勝手な行動を繰り返す人間は、一度猿に支配された方がまともになるのかもしれない。