クリストファー・ノーラン誕生! | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


「オッペンハイマー」でアカデミー賞を席巻したクリストファー・ノーラン監督。
デビュー作「フォロウィング」が現在、劇場公開中だ。


クリストファー・ノーラン監督と言えば、時間軸。
2作目の「メメント」のインパクトは凄かった。
タトゥーと記憶という、強烈なモチーフ。


そこから自分は全ての作品を映画館で観ているが、毎回刺激を与えてくれる存在だ。
アメコミの映画化作品の歴史を変えた「ダークナイト」や夢の世界を映像化した「インセプション」。
時間軸を自由に駆け抜ける演出は、常に複雑である。


 デビュー作「フォロウィング」から、ノーランは現在と過去を行ったり来たり。
尾行や不法侵入、窃盗といった映画的題材を普通に組み立てないところが彼らしい。


既に25年前からノーランはノーランであった。
それを再確認出来ただけでも嬉しい。
ここから「メメント」で一気に爆発!


この70分に、天才誕生の瞬間が刻まれている。