アニメ映画が続く。
先日、調布のゲゲゲ忌に行って来たばかり。
毎年 、イベントに参加し、水木しげるさんのお墓を訪ねている。
そこに出掛けていなければ、「鬼太郎誕生～ゲゲゲの謎」は観なかったかも。
正直、近年の「ゲゲゲの鬼太郎」には全くそそられない。
第1シリーズと第2シリーズは大好きだったが。
何せ今回も登場するが、猫娘の変わり様と言ったら。
もちろんそれだけではないけれども。
漫画も読んでいるので、あの画が好きなのだ。
フィギュアもたくさん持っていて、キャラクターが好きなのだ。
しかし今回の画を見ると…。
不安を拭えなかったが。
これが面白いではないか！
目玉親父の過去に迫り、鬼太郎誕生の秘密を解く物語だ。
何より、舞台が昭和31年の村で、惨殺事件が起こるという、横溝正史シリーズのような展開なのである。
血液銀行に勤める水木と、妻を探している謎の男の出会い。
事件に巻き込まれながら、二人が事件の真相に迫っていく。
脚本も良く、鬼太郎誕生のエピソードは感動的ですらある。
昔ながらのファンも納得する出来栄え。
今の画にうんざりする自分のような方達も、そこを超えればきっと。
怒濤の104分を楽しんで頂けるはず！
