先日ピアノの森のことを書きましたが、そういえば、これまでマンガで「すかっと」感動したことがたくさんありました。
思い出し出し列挙してみます。時代順不同。
 
「六三四の剣」 
子供の頃から剣の道に励んできた六三四が、宿命のライバル修羅との死闘をくりひろげ勝利する。互いにいろいろなものを背負っておりみんな感動したことでしょう。この時の少年サンデーは私の宝物として大切に持っています。
 
「1・2の三四郎2」
1970年代に少年マガジンで連載されていた人気作品の続編。三四郎達が大切に守ってきた大衆スポーツとしてのプロレスを破壊し、ショー的要素を除外して、よりリアルリティのある格闘技を主張する赤城との死闘に息を飲みながら頁をめくった。そして、快勝!すかっとした!
 
「タッチ」
双子の兄達也が、急逝した弟克也、幼馴染の南などの想いを引き継ぎ、夢だった甲子園出場を実現する。いわゆるスポコン物と一線を画した自然体な表現だったが、感動した。「タッチ」というタイトルも、たいへん深い意味があったことを、だいぶ後になって知った。
 
「がんばれ元気」
主人公の堀口元気が、父がボクシングの試合で命を落とすことになった相手世界チャンピオン関拳児との闘いで勝利!田舎で元気の帰りを待つ祖父母のもとへ帰って行く。きちんと戦い、きちんと勝つ。どろどろしない、気持ち良い読後感だった。
 
まだまだあると思いますがひと休み。やはり、スポーツ物ばかりですね。 もしかしたら、ピアノの森は、スポーツ以外ではじめて「すかっと」した作品かもしれません。
(続く)
 
 
 
   
錦織さんは、残念だったですね。(今日は、2014年9月9日)
でも、テニスのUSオープンで日本選手が決勝に進むなんて、それも、すごいゲームを続けて、ランキング1位の選手を破って決勝。まるで夢のようです。マンガの世界のようです。残念だけど、とても素晴らしい体験をさせていただきました。
 
ところで、最近、マンガの世界ではありますが、夢のようでとても感動したことがありました。それは、「ピアノの森」(作:一色まこと。コミックモーニング不定期連載)で、主人公の一ノ瀬海が、ショパンコンクールで第1位となったことです。(もちろん、作中でですが。。)
 
最新号に掲載された回で、森に置き去りにされていたピアノが育てた少年が、とうとう、世界最高峯のピアノコンクールであるショパンコンクールで1位となりました。入賞者が6位、5位と順に名前を呼ばれていくのですが、ページをめくりながら、ドキドキしてしまいました。これまでの経緯からストーリー的に1位になっても不思議でない人が何人かいたので、どうも海が1位となるのは、難しいかな?と思いこんでいたので、とても感動してしまいました。ショパンコンクールに挑戦するようになってから、作品が雑誌に掲載される回数が少なくなり、ここまで何年もかかっているだけに知らず知らずのうちに感情移入していたようです。
 
作家自身は、海を1位にするかどうか悩まれていたかどうか不明ですが、作中に出てきたように「イチノセカイ」はかなの順番を変えると「セカイノイチ」ですね。最初から決められていたのかもしれませんね。
 
実世界と空想世界の違いはありますが、とにかく、すかっとしました。
 
 
 
 
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以前から気になっていたこの本を一気に読みました。遅読の私にしては珍しく一気に読みました。とても熱い想いがこみ上げてくる力作です。
 
七帝柔道とは、戦前の高専柔道の流れをくむ現在の講道館柔道より寝技のウェートが高い柔道です。高専といっても現在ある高等専門学校ではなく、旧制高等学校、大学予科、旧制専門学校の総称です。戦前にこれらの学校が集い行われていた高専柔道大会では、講道館ルールでは禁止されている立技から寝技に移行するための「引き込み」がOK、一本勝だけが勝星となり技ありだけでは引き分け、立技、寝技で場外に出てもそのまま審判が試合場の中心まで移動させてそのままの姿勢で試合を再開するなど独特のルールが採用されています。現在では、旧帝大7校の柔道部だけがこの柔道を引き継いでおり、年に一回行われる七帝戦や互いの対抗戦で本当に命がけの試合が行われています。まいったをすることはほとんどないので、絞め技で落ちたり(気を失う)、関節を決められて腕を折られることも起こります。
 
寝技は、練習量が力量を決めると言われています。このため七帝大の柔道部では、連日大変激しい稽古が行われています。筆者の増田氏は、高校時代に知った七帝柔道をするために北大に入学しました。この本では、厳しい稽古、独特の習慣、先輩や周囲の人達とのふれあい、部員達の苦悶、そして、厳しい試合など、いろいろなエピソードが経験した者だけが表現できる迫力あるリアルなタッチで描かれています。この本を原作とした「七帝柔道記」(原作:増田俊也、漫画:一丸)がビッグコミックオリジナルで連載を開始したので、七帝柔道は、これから少し注目されるかもしれません。
 
私は高校時代柔道部に所属していました。七帝柔道をしている先輩も多く、七帝戦が地元で開催された時に観戦しこの独特の柔道のことは知っていました。作中には私の知っている先輩も登場しています。また、 戦前の高専柔道に打ち込む若者たちを描いている井上靖の「北の海」も読んでいました。ただ、先輩達がこのような激しい稽古を積んでいることは知りませんでした。稽古の合間のとても貴重な時間を潰して後輩を指導しに来ていただいていたのですね。軟派に学生生活を送った私でしたが、当時少しだけ柔道の道に進む事も考えました。もし、その時、そちらの道に進んでいたら、もしかしたら全く違った人生だったかもしれません。後悔はしていませんが、少し別な自分を想像する時もあります。
 
この本を読んだことがきっかけで、七帝柔道についてネットで検索したら、過去の七帝戦の動画が掲載されているサイトを見つけました。一番古い時代の動画には、なんと、私よりすこし下の代の高校の後輩達が色々な大学の選手として何人も登場しているではありませんか!基本的には寝技に終始する地味な映像なので、何も知らないでこれを見たら感じなかったかもしれませんが、彼らも激しい稽古を積んだんだなと思うと心がしびれました。あいつらは、柔道を続けたんだな。。。
 
仕事でたまたま会った相手が、同じ高校の出身で、さらに驚いたことには、卒業年度も同じであることがわかった。それまで、丁寧語で話していたのが、急に「おれ」「お前」で田舎の方言となり、しばらく高校時代の昔話をしてしまった。卒業してから、もうだいぶ経ち、上京してからは、母校の近況はまった知らなかったが、大きく変わっていたようだ。
 
何と言っても一番の変化は、母校が男女共学になっていたことである。旧制中学以来、男子校であることを続けていたが、時流に逆らえなかったようだ。共学に対して反対運動も起きたようである。現役の生徒達の都合は関係なしに、先輩は勝手に母校が同じ環境であり続ける事を望む傾向があるかもしれない。
 
私の母校はバンカラ的文化が色濃く残っていて、こてこての男子校だった。それぞれのクラブには、いろいろな理解不能な習慣が残っていて、生徒達は意味もわからずそれを守っていた。中には、女性には見せられないような野蛮なものもあったと思う。
 
男子だけ、それも初々しい青年だけの世界では、女子は神格化され、今思うと幼い妄想が跋扈していた。たまに、女の子が何かの用事で校内に入っただけで騒ぎになっていた。一方、女の子からみると、私の高校は頭脳は少しだけ良い方かもしれないが、不潔で野蛮な集団に見えたのだろう。今一つ不人気だったと思う。「気をつけよう。暗い夜道と???校」という標語があったほどだ。
 
その学校に女子生徒がいるとは驚きである。
まあ、縁あって自由で面白い校風の学校に入ったのだから、女子生徒の方々もそれを適当に楽しんでいただきたい。そして、男子生徒諸君も、昔のことは気にしないで、みんなで新しい校風を築いていかれたら良いと思う。
 
私の私的感想は、一言で表現すると、「うらやましい。」である。
いよいよ、3月もあとわずか。先日、小学校の卒業式も終りました。4月からは新しい学校の生活が始まります。
電車で通学することになりましたが、始業時間が早いので朝に弱い息子が遅刻しないか少し心配です。
また、幼稚園、小学校と給食があったので、初めて毎日弁当を作ることになった妻は、さらに早く起きなければならないので少し憂鬱そうです。
さらに、朝食くらいはみんなで食べようということになっている我が家では、朝食の時間がとても早い時間帯になるため、夜更かし癖のある私は毎朝がとても辛くなりそうです。
今年の春は、いろいろな意味で、リスタートとなります。
 
さて、今までこのブログでだらだらと、塾や学校の話を書いてきましたが、意外にも、結果的に私の息子には塾はとても楽しいところだったようです。学校では教えられない新しい知識をたくさん教えられ、それをテストなどでチェックされるプロセスが彼には、クイズやパズルのように感じていたようです。元気で面白い新しい友達もでき、なかなか面白い先生もいて、結構さわがしく授業を受け、遊びの一環として塾の生活をエンジョイしていたふしがありました。
受験日が近づき塾にいく予定の日がだんだん残り少なくなっていくと息子は、「もう塾に行けなくなるのがさびしい。もっと早く行けば良かった。」などと言い出す始末です。実際、やる気スイッチが入ったのか、入っていなかったかは、親からみても判定不能です。まったく、幸せなやつです。
 
そして、受験。厳しい現実を突きつけられて、ようやく、塾に通っていた目的が何だったか気づくのですが、あの時もう少し頑張っていたら、と思っても遅きに失していることになります。結果がすべてですからね。
 
もちろん、塾は楽しいことばかりではないと思います。
とても厳しい現実といえば、受験のための塾の多くは、成績順でクラスや座る席まで決められる仕組みになっているようです。塾側は容赦なく、次々と課題を与えてきます。そして習熟度の確認テストが頻繁に実施されます。もちろん点数が付いて順位がつけられます。これについていけなくなったら、とても厳しい状況に追い込まれます。子供の身の丈に合った塾への転塾や中学受験することを諦めて高校受験に切り替えることも考えなければいけないこともあるでしょう。模擬試験などの結果で希望校の偏差値と自分の偏差値に乖離がある場合、あこがれていた学校に行くことを諦めなければなりません。あくまで、その時点での話ですが、自分が数値化されることは、とても厳しいことです。本人以上に親はがっかりしてしまうかもしれません。
 
私の息子の塾ライフは終わりましたが、受験した子供の中には、中学の勉強に備えてまた塾に行き始めた人も結構たくさんいます。特に新しく習う英語対策のため英語塾に通い始める子はたくさんいるようです。
今度は大学への道が続くわけです。