【アドバイスを求められて、丁寧に答えたのに、どうやらやってくれていないようだ。そんなとき、どうしたらいいでしょうか】

 

気づきました?

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です

 

実は、新刊が出るタイミングでブログをリニューアルしました!

スマホだと分かりづらいのですが

ブラウザ(パソコンで見るバージョン)にしていただくと

がらっと変わっています。

 

見てみてくださいね。

ちなみに、以前のバナーは私が唯一顔を明かしていたのですが

今ではイラストになりました。

 

はてさて。

 

今日のテーマはこちら。

先日、とある店長さんが

「新人から、どうしたら売れるのか、教えてほしいと言われて

 説明したんです。

 でも、ぜんぜんやってくれなくて、がっかりしました」

 

と、話をしてくれました。

 

これを聞いて、私も経験があったので

深く頷いてしまいました。

 

最近の若手はやる気がない

とか言いますが、実はそんなこともない。

 

中にはちゃんと頑張っている人もいて

アドバイスを求めてきます。

 

でも、

「じゃあ、やってみます!」と言ってくれても

実践していなかったり

 

それならまだしも

「そうですか」と、納得していない様子で帰っていく、なんてことありますよね。

 

どうしたらいいのでしょうか。

 

まず、理由を考えてみましょう。

 

そもそも、アドバイスを求めている人は、どんなことを教えてほしいのでしょうか。

 

  • すぐにできることを教えてほしい
  • 自分でピンときたことを実践したい
  • 自分がやったことがないことを教えてほしい
こう聞くと、教えてもらおうとしているのに
わがままだ!
と思ってしまう人もいるかもしれません。
 
でも、反対に言えば
それを意識してアドバイスしたり
本人がピンとくるように話をすれば、取り組んでくれます。
 
特に、相手はピンときていないけれど
こちらは大事だと思っていることについては
相手が「なるほど、それはやったほうがいい」と感じてくれるような話し方が求められます。
 
それについては、ちょっと長くなってしまうので
また別の日に詳しく触れるとして
 
それこそ、今すぐに実践できる
アドバイスを伝える際のポイントをまとめておきます。
 
  • 伝えることは1つ(多くても3つに絞る)
  • 伝えたことについて、やってみたことはあるか、確認する
  • どのようなタイミングでできそうか、聞いてみる
 
アドバイスを求められると
ついつい嬉しくて、たくさん話してしまうことがあります。
 
たとえば
「お客様が商品を手にとっていないのに、アプローチしてもいいんですか?
 お客様がちょっと引いちゃう気がして、どうしたらいいのかなって」
 
と聞かれた時
 
「うん!もちろんいいよ。
 お客様に商品に関係ないことで話しかけるといいんだけど、お客様が着ている服を褒めたりとか、天気がいいですね、とかそういうことでもいいよ。
お客様がびっくりしちゃうかもしれないから、目があった時に話しかけるといいから、常にお客様のことを気に掛けるようにするといいんだけど、あんまりジロジロ見過ぎちゃうとお客様が居心地が悪いから……(続く)」
 
こんなふうに言われてしまうと
難しいように感じてしまいますよね。
 
もし私ならば
「うん、いいんじゃない?
 目があったときに、ニコッとしてから話しかけると、相手も聞いてくれるよ」
 
と、答えます。
一言だけ返して、そのあとに会話のやり取りをしながら
要点を付け足して行く感じ。
 
そして次に
「でも、これってやったことある?」
と聞いてみます。
 
なぜかというと
こっちがアドバイスをしても
「それ、やってみてダメだったから聞いたんだけどな
 結局一緒か」
 
と、がっかりさせてしまうことがあるからです。
 
なので、やったことがあるか聞いて
具体的にどんなやり方をしたのか、確認しましょう。
結構よくあるのは
同じようなことをやっていたとしても
やり方がだめだったから上手くいってない、ってことがよくあるのです。
 
最後に、
できそう? いつやる?
と、聞いてみましょう。
 
と言っても、プレッシャーを与えたいというわけではなく
いつやるかわかっているということは、ピンときた、ということです。
 
この例だと
「お客様と目があったときに話しかける」
ですが
 
「閑散時間にやってみます」
「雨の日とか、お客様が少ないときに特に意識してみます」
 
など、具体的にやる時間を話してもらうと
本人も聞いたアドバイスを忘れずにやりやすくなります。
 
最後に、アドバイスをする時
 
せっかく教えてあげたのに
 
と思うのはあまりおすすめしません。
 
やるのも、やらないのも、自由。
 
ちなみに私は
「アドバイスをする、という練習を私もさせてもらったので
お互い様だな」
 
と思っています。
 
そして、アドバイスについての振り返りをしながら
わかりやすく実践したくなる説明ってなにかな?といつも考えています
 

というわけで、そういうことを書いた

新刊、出ました↓

ぜひアマゾンやSNSでレビューをお願いします!

 

 

 

「若手と一緒に成果を出したい!」と、思ったら。

ー自分で考えて動きたくなるチームの作り方のヒント45

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

 

 

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