花粉なのか、花粉じゃないのか
本日は、2026年2月25日に書いたブログを加筆修正してお送りします。
はてさて。
- 皆さん、会議の正しいやり方ってご存知ですか?
店頭に立つ仕事をしている方でも
月一のミーティングや店長会議にでたりすることもあります。 - 会議とは会社のカラーが出てくるものですが
- よく悩みとして伺うのは
- 「前回の話し合いや会議から、何も進展していない。
- 話し合ったとしても、何が変わったかわからない」
- というもの。
- どうしたらいいのか、考えてみましょう
-
会議の最初に、前回の振り返りをする
- 冒頭よりさっそく話が逸れて恐縮ですが
- 私はフリーランスとして独立し、
- アパレルとは別の業種の会議に参加させていただくことも増えました。
そこで感じたのは、- 「他社はこうやって、会議をしていたんだな」
と、いうこと。 - 今回はさまざまな企業でみてよかったな、と感じた
- 例として
- 「会議の最初に前回の振り返りをしておく」を挙げます。
といっても、長々と振り返る必要はまったくありません。
「前回の振り返りと、今日話す概要を簡単に話す」
これだけです。 - でも、これをしておくと
「えっ、それ前回話し合った内容じゃない?」
「前回から話が進んでいなくない?」
- ということを回避できます。
このことを、一般企業では「レビューする」と呼んでいます。
さて、そのレビューですが誰がどのようなタイミングで言えばいいのでしょうか。 -
会議冒頭の「レビュー」の話し方。
会議では司会進行役を決めましょう。
会議を仕切る役。会議への参加意識を高めるために、順番制がおすすめです。
司会進行役(ファシリテーターという言い方もします)の人は、
「『顧客を増やすために、みんなで1日1回できるようなことを考えていきたい』というのが今日の議題です。皆さんが考えてきた1日1回できることは何か、まずは聞かせてください』
じゃあ、○○さんから」
というように、議題に合わせてさまざまな人に話を振って、みんなが発言しやすくするようにする役目です。
さて、またしても話がそれましたがこの司会進行役の人が、会議の際にどのようにレビューの言葉を述べたらいいでしょうか。
(みんなが着席したのを見計らって)
「皆さん、お疲れ様です。今から会議を始めます。
前回は「顧客がなぜ出来ないのか」という話をしました。
○○さんから「接客力を上げることは大事だが、それよりも顧客を作ろうという意識が足りないのが問題ではないか」という意見がありました。
それを受け、みんなで『顧客づくりの意識づけとして「一日一回、顧客づくりのためにできることを考える』ということを決めました。
今日は、その一日一回、顧客づくりのためにすることを決めていきます」
話すと大体2・3分の内容です。
ポイントは、前回決まった内容と、それがどういう経緯で決まったのかを
簡単にまとめておくこと。
そして、そういう理由がある(前回話し合ったことがあるから)今日はこんなことを話していこうね」
ということです。
ピンクになっているところを文面に入れていくと、ちょうどそのような内容になるのではないでしょうか。何を話し合いたいのか、決めておかないとズレる
よく会議であるのが
話し合いをしている間、前回の会議で決まったことを無視して
話が違う方向にいってしまい
決めようとしていることがずれてしまうことです。
例えば、先ほどので言うと
前回は顧客を作るために問題になっているのは
接客力よりも顧客意識だ
というふうに結論が出たのに、
やっぱり接客力をつけよう
と、ずれてしまう、といった感じです。
このようにならないために、最初に
「前回話したところは、こうだったよね」
と釘を刺しておく、それがレビューです。
他の企業の会議では、こんなふうにして
会議が充実するような工夫があるんですね。
ぜひ、試してみましょう!おいうお
まとめ
会議やミーティングをすすめていると
ついつい、横道にそれて
前回決まったことと同じことを話していたり
前回決めたことをなかったことにして違う結論を出しがち。
前回はこう決めた。
じゃあ、今日はこれをやります。
と、方向性を話し合ってから行うといいでしょう。