投資デビュー(趣味:株主総会参加、自分らしい投資) | haruのearlgreyな日記帳

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大阪神戸京都の三都ものがたり出身、現在Tokyo在住のharuです。
日々のお散歩、お茶とよしなしごとから始まったブログです。

2022年の年末、乳がんの手術をし備忘録を兼ねてそのトピックでも書き始めました。

がんのイメージを治療を通じて希望的観測に。

昨日、某株主総会に参加したので

備忘録です。

 

今年に入って、戦略的な国民全員投資!みたいな広告が

じゃんじゃん流れてくるけど

 

実際に投資というのは労力もかかるし時間もかかり

英語とおんなじである程度思考の筋肉がつくまで

「筋トレ」しなくてはいけないものだと思います。

 

 

実際の「投資すること」については個々の意見があるし

それぞれ動かす量も違うので

自分について書きたいと思います。

 

実際に投資というと

何年か前になりますが

感覚的に鍛えようと思い始めたのは去年の春頃だったでしょうか。

 

それまでじっくり取り組んだり

売り買いの経験を積んだりする時間&気分的余裕がなかったのです。

 

(例えば、お昼休みの1時間に

急騰している株を、不慣れな状況で買うのは

私にとっては危ないこと、と自分が一番理解しているのでしません。

 

また

数年前のある時期、一度そのような場面に遭遇したことがあって

証券会社へお電話を試みたのですが

結局「購入できません」という結果でした。

情報が影響して集中しすぎたタイミングだった模様。)

 

 

昨日の株主総会は

その会社の「業績」が最近顕著に芳しくなく、

株価が

私が購入した時点よりも200円ぐらいですが下がっているので(6/20現在)

 

 

今回の議事の聴きどころは

・現在どのように会社運営されているのか

・組織それぞれの様子はどうなのか

・文化の変化点の印象の会社全体のムードは

 

といった、

抽象的な話を聴くイメージをしながら出かけていきました。

 

 

 

・・・実際は、

以前よりここに関心が薄れてきているので

 

そろそろ売却して別のカテゴリの別の銘柄に買い替えようかという一案。

 

資料を根拠として読むだけでなく

実際に話を聴いてから決めようと思っていました。

 

(実際に、売り買いのアクションは私の一存ではできないことになっているこの株・・・。

少額でありながらそんなことというのが

毎回のジレンマですが、私の場合は左右にぽんぽん動かすものではなく

長期的です。)

 

 

今回は

朝6時からお掃除の稼働で、その後着替えて出発したので

現地に到着できたのは、総会が始まる10分前でした。

 

あんまりギリギリに到着することはこれまでなかったのと

席は十分確保されているので

大抵部屋のまんなからへんに座ることが多かったのですが

 

今回は入場のタイミングが遅かったことと

席が割と埋まった状態だったこともあり

結局最前列の右端に座ることとなりました・・・。

 

↑ 後から気づいたが、お隣は新任の社外取締役の女性2名でした。

 

私にとって、半分エンタメで

マイペースで聴くはずが~。

最前列、リラックスで聴けないガーン

ということで腹筋にしっかり力を入れつつお話を聴いていきました。

 

 

 

一方、入場の際

名前のチェックと参加票をいただいたとき

資料も渡されたのですが

 

資料は郵送で受け取っていたものを持ってきていたので

(要らないかなと思ったのですが)

 

こちらは要するに「差し替え」

最新バージョンの資料と理解しました。

 

発送時作成した内容から

一部追記、またはアップデートしたのだなというので

(他社の株主総会のときに、「差し替えバージョン」を手渡されたことは

過去なかったように思うけど?)

 

なので、やり方的に知ってるやり方。

現場に近い感じでした。

 

 

どこがどう違うのか?まで隅々まで

資料のチェックはしていませんが

 

パワーポイントの組織図みたいな

役員の顔写真の「配置ページ」が追加で入っていて

グローバルマネジメントのページでした。

 

それぞれいい表情のいい写真が使用されていて

噂に耳にしていた、文化の変換点という感じはしました。

 

(資料は投資した人は確認きるようにされているはずなので

バーチャル出席の方は資料はPDFで確認できたのではないかと思います。

アクションとして、当日現地参加の方には、

受付で体裁が同じで、アップデート版の冊子を渡された、という流れです。)

 

 

この会社の株主総会に参加し始めたのは

7年くらい前だったかな?

 

長らく務めておられた社長が交代されるので、という理由で

変わり目をみたいために参加したのが最初でした。

当時は、なんとなく「おこがましい参加」みたいに自分で思っていましたが

一般的に最近は

どんどん女性の投資家さんが

どの総会でも参加されて増えてきているように思います。

 

質疑応答でも、普段の目線で発言される場面も

見聞きします。

 

 

現在までに

3人の異なる社長さんの議事進行風景を

ダイレクトに聞いてきたことになりますが

 

今回は去年よりも女性の株主参加者が明らかに多く

私と同年代か、

もう少し幅を持たせた上の年代からもう少し下の年代の方

(表情の印象からなので、実年齢は不明)

男性の方が同業者が多い印象でした。

 

2023年まで従業員で

現在は投資家です、という方も居ました。

 

 

ところで

いつも心配になるのは

議事のスムーズな進行です。

 

私が心配するような問題ではないのですが

途中から、老人の暴言が出現することが結構多いので

ちょっと気分がざわついてしまうのでしたが

自分の言いたいことを、勉強せずにマイクでぶちまけるという

その無神経さにハラハラしています。

 

この会社は比較的そういうことが少なく

また業務内容理解度も高め

(同業者が多いということからも)

なので今回は安心して聞いていられました。

 

 

質疑応答を聴いていると

業務内容に、どれぐらい理解している投資家か

だいたい分かるような感じです。

 

巷の他社では、このようなことだから

御社もこのような、目玉商品は他にないのかといった質問をする人がいた場合

 

この人は内容をよく理解して

投資していない・・・

 

と分かってしまいます。笑

 

 

 

今回は結局

10時開始で終わったのが12時前だったので

みっちり2時間の内容でした。

質疑応答量も十分な数でした。

(バーチャルと現地と、その後バーチャルにまた戻り

多かった質問に答える感じ)

 

 

業績が芳しくなく、すぐ結果には結びつかないまでも

今水面下ではこのような活動をしており・・・

 

というところの、いくつかに共感箇所があったので

考えていた売却はしないことにしました。

 

 

というのも

去年新しく変わられた社長の、お話の仕方や

かみ砕いて一般の株主に説明された部分が分かりやすかったこと

株価低迷でも配当を上げて、株主へ還元しようと努力しようとしている姿勢

が好印象だったのです。

 

 

わざわざ現時点で売却して

(買ったときよりも低い値段で売って)

別の会社に投資を振り向けるためにお金を使うのは得策でない

という気持ちになりました。

 

 

単純に小一時間のプレゼンテーション、

というのではなく

古典的な部分と、バーチャルを掛け合わせたような感じが

程よくという感じで

 

(どっちかに割合が寄りすぎても

理解や共感を得にくい内容、

例えば

名称ひとつとっても、全く関係のない、老齢の投資家には

紙ベースでご理解いただける説明は必要になるでしょうし)

 

やはり地味かもしれないけど模範的な感じがしました。

 

 

そんな訳で

株主総会に参加するのは、ほとんど趣味みたいなものになってきました。

 

最近は

自分が働いたことのない業界の株主総会に参加してみると

 

興味を持つ人の意見をダイレクトに聴くことができるのが

本当に面白いと思ってしまいます。

 

 

単純に

上がった・下がった

儲かった・損した

の観点ではなくて

 

その会社のオーナーとして見守ろうとしている方の意見を

実際に耳にすると

学ぶべき視点のひとつを得たような気になるので

そこが面白さのひとつです。

 

そういう訳で

私が投資したい会社は

感覚として分かっている業種や役割。

分からない内容に投資はできません。

 

あと

社長の人柄もひとつの理由です。

説明が分かりやすいか、ということは共感を得るのに

大切なことなので

実際に話す様子を聞いてみるのは大事だなと思います。

 

 

もし、ある株を持っていて

何か言いたいことがあるなら・・・

実際に現地に当日足を運んで

指名されて発言してみたら面白いですよ。チュー