【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その5> | 國體ワンワールド史観で考察するブログ

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日本の教育への疑問から始まった当ブログは、教育への関心を残しながら落合莞爾氏の國體ワンワールド史観に基づいた情報発信にシフトしています。
また最近はサニワメソッドを活用したスピリチュアル関連の情報発信も行っています。

いわゆる「陰謀論」に興味を持って情報を漁っていると出てくる「黒い貴族」。

 

今Wikipediaで「黒い貴族」を検索すると、ローマ法王を固めた「黒い貴族」が出てきます。

しかし、世の中一般で語られている「黒い貴族」は、このバチカンの黒い司祭たちではありません。

 

「黒い貴族」とは、ヴェネツィアを根拠とする闇(黒)に包まれた金融貴族を指すようです。

そして、多くの場合「悪」として語られています。

しかし、この「黒い貴族」=「悪」というのはフェイクです。

彼らを悪者にしたい連中が流したガセネタです。

 

そもそも、なぜヴェネツィアという、中世の遺物みたいな都市の貴族がフィーチャーされるか、

これを考えたことがありますか?

 

ヴェネツィアの潟(ラグーン)を埋め立てて根を下ろしたのは、誰か。

それは、古くはフェニキア人と呼ばれた人々です。

 

彼らはどこから来たかというと、カルタゴなどのフェニキア植民都市からです。

フェニキア人というのは、ある集団の総称で、

それは海洋系ウバイド人の一派と、

バビロニア捕囚の後カナンに戻ってきていたイスラエル2支族のユダヤ人です。

 

彼らは基本的に互いに通婚して混血することなく、海洋交易を担っていました。

海洋ウバイドが上位にいて、彼らの資産を運用するのがユダヤだったようです。

この2支族ユダヤは、捕囚されたバビロニアで信用金融を身に着けてきて、

金利つまり利ざやを稼いで生きていくことを主としていました。

つまり、海洋ウバイドに寄生した形となります。

 

カルタゴが滅んだあと、ゲルマン民族やノルマン民族の南欧侵略の時期の紀元500年頃に、

ヴェネツィアの浅瀬で防御度を高めて安全を保とうとしたのでした。

 

そして、結果的にヴェネツィアが貿易海洋都市国家として栄えるようになり、

ここに「黒い貴族」が誕生します。

黒い貴族の「黒い」は、腹黒い陰謀論めいた黒ではなく、

肌の色が中東系で浅黒かったことに起因します。

 

ウバイドネットワークの中にヴェネツィアも組み込まれ、

それも寄与してヴェネツィアは栄えたのだと思われます。

 

金主であるウバイドと、金主に寄生するユダヤは共存関係にあり、

かつ、両者は混血しなかったようですが、

金主側のウバイドが世間から「ユダヤ」と呼ばれることを否定しなかったため、

「黒い貴族」はユダヤ系という認識が広まってしまったようです。

 

しかし、その実は「ヴェネツィア・コスモポリタン」という国家を意識しない集団として、

スペイン→オランダ→英国→米国と拠点を広げていったようです。

これに追随したのがユダヤで、英国のシティ、米国のニューヨークで絡んでくるのだと思われます。

 

また、スペインというのは、わたしの予想ですが、たぶんバスク地方ではないかと思います。

バスク地方は、Y遺伝子ハプログループのR1bという、ケルト(=ウバイド)の遺伝子が濃いエリアです。

そして、このバスク地方で、ウバイドを偽称して現れたのが、イグナチウス=ロヨラです。

彼がイエズス会を作り、以降ローマカトリック内で勢力を伸ばして悪事を働きます。

 

カナンからウバイドと行動を共にした彼らはスファラディだと思われ、

スファラディがカトリックに(偽装)改宗してマラーノと呼ばれますが、

スペインで異端尋問といったそもそものキリストの精神に反することが行われたのも、

彼らマラーノの仕業と考えられます。

 

ということで、ヴェネツィアの黒い貴族というのはウバイド系であり、

ヴェネツィアでウバイドの広範囲な活動を支えたことになります。

金融をユダヤを通じてそもそも支配下に置いていたウバイドなので、

ヴェネツィアのバンクの語源になったデルバンコがユダヤ系というのがおかしい話です。

 

デルバンコ一族は、間違いなくウバイド側です。

その他ヴェネツィアの黒い貴族と呼ばれるも同様でしょう。

 

また、デルバンコ一族と共に名前が挙がる、タクシス家。

これこそウバイド系です。

タクシス家に郵便制度を整えさせたのが、マクシミリアン1世です。

彼の父が、ハプスブルク家初代神聖ローマ皇帝のフリードリヒ3世で、

その父親が日本の皇室から欧州に入った伏見宮治仁王です。

 

こうして考えていくと、黒い貴族と呼ばれ、イタリアを統一したサヴォイ家も同様です。

 

どこの誰でしょうね。

ウバイド國體側の一族たちを、さも悪の権化のように喧伝してきた連中は。

 

バンクで銀行の語源になったデルバンコのように、

メディスンという薬や医療の語源になったメディチも、同様に國體側と考えられます。

メディチ家は、アンチカトリックかのように、ルネサンスを保護します。

そして、メディチ家から出たレオ10世が贖宥状を発売して、宗教改革の熱をさらに高めます。

 

いろいろ知って、考えれば考えるほど、今まで知って来たことと逆張りになります。

ジョン・コールマンの本を読むと、ルターは騙されたと書かれています。

違います。

 

ウバイドワンワールド國體にとって、大きな課題はローマカトリックだったのです。

スファラディマラーノが入り込み、原始キリスト教を多神教的おおらかさを歪めて、

狭量な一神教に生まれ変わらせていき、ローマカトリックに寄生したスファラディマラーノが、

ヨーロッパ社会を不幸にしていっていたので、ウバイドワンワールド國體が動いたのです。

 

それが、ルネサンスであり、宗教改革です。

ダ・ヴィンチの宗教画にアンチキリスト教の要素があるのは、

ダ・ヴィンチ自身がウバイド側だったということでしょう。

 

カトリックと袂を分かった正教会の建物の屋根が丸いのは、

あの丸いのはマニ教のマニ宝珠を表し、まさに原始キリスト教のようなおおらかさを示しています。

 

「黒い貴族」は、世界を歪めている一派だ、と考えている方々。

それは違っていると思いますよ。

 

これまでのシリーズ-------------------

【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その1> ※その2で情報を再整理

【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その2> ※その1の改訂版

【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その3>

【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その4>

【 メディアが教えない 】 日本と世界の裏事情 <その5>

 

 

 

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学校で習う歴史や識者が述べる歴史が必ずしも正しいわけではありません。

 

<本能寺の変の真相>

 

 

<ウバイド人とは>

 

 

<世界王室連合>

 

 

<裏天皇>

 

<日本皇室の動き>