ローマカトリックは、スファラディマラーノにしてみたら、最高の寄生体、ということになるのか。
イスラムでは、キリストも預言者の1人として認めているということは、イスラムがキリスト教のあるべき論を暗に教えている、と考えることができる。
ローマ皇帝にも軍人皇帝みたいな強権的なのもいたけれども、どうやらローマ皇帝は共和制の延長にあるトップのようだ。
ローマの退廃理由の一つが国民皆兵から傭兵制に移ったことだとすると、傭兵を養える財力を誰かが保障すれば、ローマ皇帝の地位は近くことになる。
ということは、ローマ皇帝がキリスト教を保護したのは、ユダヤの財力をアテにしたからか。
ユダヤはキリスト教にマラーノとして潜入。
よくよく考えたら、ローマカトリックの一神教は、聖職者を共産党幹部に置き換えたら、一般民は搾取される連中。
修道院が知識を独占し、一般民に知識を与えない。
一般民から知識を奪うのも共産主義のやってきたことと同じ。
ローマカトリックは、つまりヒエラルキーを築いて、教皇と神を近しいものにして、搾取する仕組みだったということか。
聖書だけ見ていたら、多分に多神教的な懐の広さを見せながら、組織構造が巧妙だったということになる。
そして、ローマカトリックは、傭兵的武力を教化したゲルマン系に求めたわけか。
ということで、ローマカトリックの変遷を見ていた聡いワンワールドのどなたかが、早々に多神教世界の保持とローマカトリックにぶつけるイスラムの創始に想到したのだろう。
敬虔なクリスチャンの存在と乱れた聖職者の乖離は、こういう歪みの果ての産物ということか。
つらつら考えると、ローマ帝国の分裂には、何か別の力学が働いていると考えると言えそうだ。
東ローマが分裂以降も、途中の全地公会議の結果のある段階までを承認したのは、十字軍的な罠を成功させるためで、東ローマの宗教の本性は正教会建築に見るマニ教で、本来キリストが説いていたものとなんら変わらなかったのではないだろうか。
カトリックに寄生したスファラディマラーノは、常に自分たちの意のままになる暴力装置を求め、それが今では某国の某隊や金で動くエセマフィアなのだろう。
かつては、ゲルマンやノルマン、聖ヨハネ騎士団、イエズス会、ナチスだったのだろう。
今は駆除されつつあるのだろうか。
そうだと信じたい。