正月三が日はざぼん湯 別府市営温泉13施設
<写真>、、、蒸し風呂のあとにざぼん湯につかる客
2024年1月2日午前8時21分、大分県別府市鉄輪上、大村久撮影
正月の三が日、大分県別府市の市営温泉13施設で、ざぼん湯のサービスがあった。
鉄輪(かんなわ)むし湯(同市鉄輪上)では、入浴客が名物の蒸し風呂のあとに特産のザボンが浮いた湯船につかっていた。
鉄輪むし湯は一遍上人がつくったと言われ、ショウブに似た香りがするセキショウが約8畳の石室に敷き詰められた蒸気サウナがある。
今回、湯船に浮いた大きなザボンは直径が20センチほどあり、ぷかぷかと浮いて爽やかな香りを放っていた。
奈良県大和高田市の会社員、西浦渓介さん(27)は「サウナが好き。蒸し風呂のあと、ほんのり香るにおいでリラックスでき、眠たくなった」と話した。
兵庫県西宮市から来た美口公正さん(69)は鉄輪の出身。
年末、実家に帰省して元日と2日続けて入ったという。
「年末の大掃除で、腰を痛めたが、楽になった」と笑顔だった。
(大村久)
<記事引用>