初めてのマイホーム購入2 全8回
「マイホームを持つという事=自分の財産を作ること」◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
違う街に手軽に引越せますし、家そのものにとらわれない生活は沢山のメリットがあります。
ですが賃貸の欠点を一つ挙げるなら、それはやはり老後の生活です。
一生賃貸で生活をするのなら、その分沢山の資金を用意しなければ、老後を生き抜けません。
年金自体も崩壊しかねないこの国の現状で、数十年後に必ず訪れる老後の生活に思いを巡らすと、賃貸住宅ではどうしても不安になりがちで、日常生活においても弱気になってしまうものです。
例えばこういう考え方
毎月のローンの返済は、いずれ自分の家=資産にするための支払っているのだと考えてみるとどうでしょう。
これだけでも単純に賃貸で毎月の家賃を支払うより気持ちの上で違うはずです。
実際に流行に敏感な20代の若者達の間では既にマイホームの購入がトレンドになっており、彼らは社会人になって数年目で、中長期的なライフプランをたて、今がマイホーム購入のチャンスだと考え、積極的に住宅ローンを組んでいます。
例えば20代で3000万円の家を購入し夫婦共働きで月々14万円22年でローン完済を計画を立て、購入する夫婦などの例が増えているのです。
彼らは世の中のトレンドに敏感な世代だけあり、近年の価格下落の波をキャッチしているようです。
また、マイホームを持つということは経済的価値だけではなく、日々の生活を前向きにし、働く喜び、生きがいを感じることにも繋がり、結果的に社会的信用も得ることにもなります。
マイホームを持つ利点とは、このようなプライスレスな部分も実は大きいのです
![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
住宅ローンを何十年も払い続ける日本のサラリーマンの姿を、ネガティブなイメージで語られることがよくあります。
確かに長い年月、それも何十年もかけて借金を返済していく姿を想像してみると、気の遠くなるような感覚に見舞われます。
ですが、賃貸にせよマイホームにせよ、人間が生きていく以上、家は必要なのです。
もちろん賃貸住宅で一生を過ごすスタイルもありです。
初めてのマイホーム購入1 全8回
マイホームが持てるチャンス到来!
「いつか自分の持ち家が欲しい」
誰もが一度は考える夢です
かつてのバブル時代、都心でそれなりの家を購入する為には一億円以上のお金が必要でした。
一般的なサラリーマンの年収では到底買える額ではありません。
文字通り夢のマイホームだったのです
ですから、殆どの人が都心での購入を諦め、通勤時間一時間以上かかる郊外のエリアで家を購入していたのです。これはたかが十数年前の話です。
そしてバブルは崩壊し、時代は急激に変化しました
都心の一等地と呼ばれる青山・原宿・代官山辺りの超人気エリアを除けば、地価は下がり続ける一方。
更に少子高齢化と若年層の減少により、供給が需要をはるかに上回り、家余りの時代が到来しました。
ここにきて、ようやく一般の方たちにもマイホーム購入のチャンスが巡ってきたのです
そんな時代背景を反映し、中古市場も活気付いています。
戸建て/マンション問わず、バブル期に建てられた広い間取りの物件が、手頃な価格で中古市場に沢山出てきているのです。
一昔前と比べれば家選びの幅も随分と広がっていることがわかります。
家を買いたい人にとってはかつてない追い風が吹いているのです
実は簡単?初めての不動産投資5(全5回)
■投資に向いた物件選びのポイント
大原則として、他人に貸したい部屋というものは、自分が借りたい部屋だということです。
この事を常に意識することで、おのずと良い物件選びのコツがつかめてくるはずです。
●立地
まず大事なのが物件の立地です。
都心までのアクセスはどうか、駅から徒歩何分か、物件周辺の環境はどうか、特に坂道の有無は平面地図ではわかりません。
必ず現場に出向いて自分の目と足を使って確かめましょう。
物件周辺の環境や、施設、スーパーや病院の有無などもチェック!
・原則は駅から徒歩10分以内の物件を狙いたい。
通勤時間は30分以内、逆算すると主要ターミナル駅から20分圏内の地域を。
●その地域の将来性
そのエリアが将来的に成長の見込みがあるかも大きなポイントです。
ひとつの目安として、わかりやすいのがその地域の人口推移です。
各自治体のホームページにアクセスすると、人口・世帯数の推移など統計データが公開されています。
今後どんどん減っていくようでは、街の活性化も期待できず、結果として部屋を借りる人も少なくなると予想ができます。購入エリアの最寄駅近辺を見るだけでも大きな目安になります。
例えば事業予定地・大きな空地・駐車場があるなら、将来大規模な建設物が建ち、街が活性化していく可能性があります。
・各自治体ホームページで人口統計、推移のチェックをしましょう。
●物件の状態
肝心の物件の状態ももちろん大事です。
間取りや収納、水回りや通気性など部屋の状態をしっかりチェック。
物件の日当たりも確認しましょう。
繰り返しになりますが、自分が借りたいと思えるかどうかが重要です。
内装だけではなく、外観設備、ゴミ置き場・駐輪場等、必ず自分の目で確認を。
・部屋の広さ、天井の高さ・眺望・音や匂いはは間取り図だけではわからない。
新築と中古、どちらが有利?
●新築物件
新築物件の場合、最新の設備を整えているので人気が高い反面、物件の購入価格が比較的高額になります。
新築という付加価値のおかげで最初に賃貸に入る人は多少家賃が高くても借りるかもしれませんが、2回目以降の賃貸の場合、周辺物件と比べてあまりに家賃を高く設定していると、家賃を下げないと入居してもらえないかもしれません。
●中古物件
中古物件の場合、物件の購入価格が安く、短時間で運用できるので、比較的すぐに家賃収入が見込めます。
入居者募集の手間や空室リスクを考えると、なるべくオーナーチェンジの物件を選びましょう。
欠点としては、リフォームの必要性も生じてくるので、できるだけ内装や外装がきれいな物件を購入しましょう。
予想外の出費を抑えるために、大規模修繕のタイミングがいつかを確認することも必要です。
また、築年数が多く経過した物件はローンが組めない恐れもあります。
運用益を目指すなら築5~10年前後の立地条件が良い中古物件をオーナーチェンジで購入する方が無難といえるでしょう。
いかがでしょうか。
ざっと駆け足で不動産投資のお話をさせていただきましたが、少しは興味をもっていただけたでしょうか?