さて、自分にとっては初めての
2日間に亘る山行だったので
ちょいと長くなってしまいましたが
その2日目②です
前日結構早めに就寝したので
2時前には目を覚ます
ツェルト泊は
朝方少し、風でバサバサしましたが
睡眠自体は快適に取れました
ツェルトでもちゃんと泊まれる
ことを実践できたのは成果
でも、内外の温度差で
やはり結露はしましたね。
シュラフが濡れない様に、
シュラフカバーも持って行ったので
特段の問題は無かったけど
パッキングが小さくなる以外は
中も狭いし、敢えて選択する
メリットは余り感じなかったです。
(今回お天気良かったからいいけど
雨降ったらかなり厳しい)
やはり、ツェルトは
ぼっち登山の際の安心のために
リュックに忍ばせておくというのが
正しい使い方ですね。
さて、暗い時間から
ビビンバリゾットとトマトスープ
を食べて
ツェルトを片付けて
3時頃から間ノ岳に向けて移動開始
「間ノ岳で日の出を見よう」
同じようなことを考える人が多くて
…というか、大多数の宿泊者が
暗い時間からヘッデン灯して
移動を開始します。
間ノ岳山頂まで1時間40分
途中暗いので写真は殆どありませんが
お天気は最高♪満天の星空
えっちらおっちら
中白根(峰)山(標高3055m)
ずっと3000m越えの稜線です
途中で徐々に東の空が白んできます
富士山が綺麗に見えてる
振り返ると、北岳山荘の方から
同じように歩いてくる登山者の
ヘッデンが山の暗がりに見えます
そして北岳のシルエットが
独立峰の様に浮かんでいます
4:50頃に間ノ岳登頂
間ノ岳(標高3190m)
日本百名山で日本第3位の高峰です
山頂の少し先からも
ご来光が見れますが
自分は山頂で日の出を待つことに♪
岩場に居る人のシルエットもエモい
北側には日本第2位の高峰・北岳
そして東側には日本一の富士山
何て素晴らしく
贅沢な時間でしょう!
…そして、
御来光@5:18
何もかもが美しい!
頑張って来て良かったです
さて、農鳥岳へと向かいましょう
正面手前に見えるのが
農鳥岳の山塊で
左が農鳥岳、右側に西農鳥岳
西農鳥岳に延びる稜線の途中に
赤い屋根の農鳥小屋が見えます
間ノ岳から一旦、標高2800m以下まで
400mくらいドーンと下って
また3000m超まで登り返します
農鳥岳と富士山
振り返ると間ノ岳
どっしりとした山容ですね。
農鳥小屋で少し休憩
ここまで近づくと
農鳥岳が大迫力で迫ってきます
ここの登りはガレていて
相当な急登でしたが
前日の草すべりほど
キツくは感じませんでした
周りの景色が最高だからですかね
現金なモノですwww
標高を上げていくと
一段と重厚な間ノ岳
(北岳は間ノ岳に隠れて見えません)
標高を上げていくと、
下の方に、農鳥小屋に居た
パーティが登ってこようとしてました
えっちらおっちらと登って
西農鳥岳(標高3051m)
後に向かう農鳥岳と共に
二百名山&新日本百名山です
ここまで登ると、どっしりとした
間ノ岳の右奥に、ピコッと
尖った北岳が見えてきます
更に進みます。
こっちから見るとぺったんこの
農鳥岳の向こうに富士山が見えます
(中央辺りに人が見えますね)
中央手前が塩見岳
左側奥に連なるのが
赤石・聖・光岳でしょうか
塩見岳と赤石岳には登りましたが
聖岳、光岳にも登ってみたいです
えっちらおっちら
ザックが重いというよりは、
30Lの小さなザックに詰め込んだので
肩と腰のベルトが重い荷物を
支えるには不十分で
変に当たって、左肩と右の腸骨辺りが
痛くなってきました…
やはり、テン泊縦走するなら
50~60Lクラスの
ベルトのクッションが厚くて
しっかりしたものを
買わないとダメですね。
農鳥岳(標高3026m)
山頂標識の左に間ノ岳
右に北岳が見えます
標高は西農鳥岳より少し低いのですが
こちらが「農鳥岳」とされているのは
北岳・間ノ岳がキッチリ離れて見えて
その見え方が良いからでしょうかね
そして、東側には富士山
日本1,2,3の高峰が
揃い踏み
さてこの時点で8時ちょっと前
あとは下山ですが、
ちょい長くてタフな下りなので
時間的には十分余裕があるので
分岐の辺りまで行って
早めにご飯を食べてから下りましょう
さて、ご飯のあとは
とにかく長くて辛い下り…
下山マシーンと化して下って行きますが
「こんなんやってられるかwww」
同じようなペースで下ってきた方と
大門沢小屋でビールを飲む
その後、13時頃に無事下山しました。
今回、山の上で1泊しての
初めての縦走を試みましたが
行く山の選択肢が広がることを
実感するとともに
幾つか課題も出てきました。
でも総じて
とっても素晴らしい山行でした!
おつかれ山!