今回の十勝の旅の話をもう１日だけ。
最終日、帯広市郊外の紫竹ガーデンを訪ねました。
十勝平野の田園地帯に広がる
お花畑のようなガーデン。
のびのびと生長した北海道らしい樹木と、
乙女心あふれるガーデンアイテムが魅力です。
鳥の餌台かな。デントコーンがあちこちに。
宿根草のボーダーガーデンも。
季節が進むごとに様々な花が咲いていきます。
規模はあまりにも違いすぎるけど、
わが家のガーデンのヒントになることもいっぱい。
白樺の下草の中に咲くチューリップとか。
こんなチェアの置き方も素敵。
今回再発見したのは西洋オダマキの種類の豊富さ。
函館でも道端で見かけたりしますが、
ナチュラルガーデンにもぴったり。
こんな可憐なのもありました！
クレマチスもこうやって仕立てると、
草むらに映えますね。
このガーデンの主は紫竹（しちく）昭葉さん。
63歳の時に1万8000坪の牧草地を見つけて
コツコツ木を植え、花を育て、理想のガーデンに。
紫竹おばあちゃんと呼ばれて皆に愛され、
一昨年94歳で亡くなるまで庭に出ていたそうです。
入口にはトレードマークだった花の帽子があり、
自由にかぶって園内を散策できます。
ツアーのお客さんも思い思いの帽子で。
男性でも嬉しそうにかぶっていらっしゃるかたが！
もちろん私も、こちらをかぶって散策。
主はどんなことを考えて花や木を選んだのかな、
この配置にしたのかな……
対話するようにゆっくりと時間をすごしました。
ここで得たインスピレーション、
ありがたく函館にいただいていきますね。
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