ぬかびら源泉郷のお宿は「おもてなし」の中村屋 | 函館・青柳町暮らし

函館・青柳町暮らし

2010年4月、函館暮らしを始めました。
風景、食、イベント、街のあれこれ……、
愛する函館の日常や
季節の移ろいなどをお伝えします。

タウシュベツへは帯広泊で往復とも思いましたが、

せっかくだからお膝元のぬかびら源泉郷で一泊。

なんとなくビビッときて選んだ宿が中村屋さん。

あとで、友人にもファンが多かったことがわかり、

とっても素敵なお宿にめぐりあいました。

 

泊まった部屋はこんな感じ。

古材を使って自らリフォームされて、居心地いい!

たたみの縁はなんとエゾシカ皮だそう。

 

ロビーには火鉢があって、あったかいそば茶と

おやつを炙って食べられます。

地元で作られたパリッパリのポテトチップスも

火鉢で炙ると、びっくりするほど美味しい!

 

近所をお散歩すると、道端にエゾシカファミリー。

10頭ではきかないくらい、まったりしてました。

 

隣になんか気になる建物……ジブリみたいだけど。

帰って温泉に入ってわかりました、内風呂の建物。

色ガラス越しに光が入ってたまらなくきれいです。

ワイルドな混浴露天風呂(女性時間あり)も含め、

3つの個性的なお風呂を満喫しました。

 

この宿を選んだのが、地元の食が楽しめるから。

「本日の夕食と明日の朝食で使用している食材と

生産者・販売者」が廊下に張り出されています。

ちなみに裏の山からは、山ブドウ、コクワ、ウド、

ワラビ、フキノトウ、コゴミ、行者ニンニク。

 

また、自家製果実酒の充実ぶりもすごい。
りんご、コクワ、行者ニンニク、プルーン、

ミント、ナナカマド、山査子、グズベリーなど。

食事の前に1杯いただけるので、

迷わず「行者ニンニク」をチョイス(笑)。

 

食事はログハウス風レストランで。

 

すごいアスパラなど地場野菜と、

ニジマス、ワカサギ、上士幌ポーク、蝦夷鹿など

盛りだくさん。

 

圧巻は「野草の天ぷら」。

ウド、ヒメジョオン、ヨモギ、フキ、オオバコ!

見覚えのあるフキの丸い葉っぱやオオバコも、

ほろにがく、香り高いごちそうに。

 

そして、こちらが朝ごはん。和洋ビュッフェで、

どんだけ食べるんじゃい!という感じですが、

野菜も卵も大豆製品もご飯もパンも、

しみじみ味わいながらいただきました。

 

まだまだいろんな楽しみがあるようで、

1泊では遊びつくせない「おもてなし」の中村屋。

今度は冬のタウシュベツを訪ねて再訪するかな。

 

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