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2019年6月に
結節性リンパ球優位型
ホジキンリンパ腫ステージⅣを発症。
2度の抗がん剤治療で寛解に至らず、
2020年10月に1度目の余命宣告。
2022年2月には
2度目の余命宣告で「余命半年」
を告げられました。
病気のことや、
1人娘の風花に向けたメッセージを
綴っています。
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病気になる最適なタイミングなんてものはないのかもしれない。
それでもこの時期の発覚は悪かった。
控えめに書いても最悪だった。
1、半年程前に親族の介護を理由に20年ぶりに実家へ戻ったばかりで妻は都内の地理に疎かった。
2、娘は慣れない環境で1時間の留守番も怖がっていた。
3、夫婦共に転職したばかりで勤務先との信頼関係が不透明だった。
4、引っ越しに伴い住宅を処分していたのだが、癌保険の特約が付いた損害保険を解約してしまっていた。
差し当たって2は深刻だった。
娘のメンタルに負担をかけず治療に臨むことはマストだった。
写真は2019年6月19日のもの。
振り返るとこの頃の写真が殆どない。
娘に心配をかけまいとしていたつもりだったが構うことすら出来ていなかったのだろう。
次いで地味に響いてきそうなのは4だった。
加入していた保険は月4000円の都民共済のみであまりにも心許なかった。
医師からは
『血液ガンは治療期間が長くなります。』
とことあるごとに告げられていた。
標準治療でいくと決めていたものの治療費がどのぐらいかかるものなのかが全く掴めていなかった。
ネットで高額医療制度という存在を知ったのはこの頃だ。
結果的に高額医療制度と都民共済には最後まで助けられることとなる。
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