久々のクワ活、今日は師匠とぱぴこと。
予告で、次回は材割記事になる、と書いておいた筈。
今回は、私もぱぴこも初めて行くポイント
オオクワガタ3大産地の1つ、山梨県韮崎市へ出撃する事となった。
韮崎は有名な一級産地で、皆様も知っている事でしょう。
韮崎は凄いよ~ とか、 韮崎は有名だよね~ とか、会話した事ありますよね?
でも実際行くまでは、何がどう凄いのか全くと言っていいほど解るわけがないですよね?
私もどんな場所か全然知りませんでしたから。
韮崎の地形は知ってますか?
甲府盆地の中央北側、斜面で言うと南向き
[日当たりがよくて、なだらかな丘陵地帯]
言葉で言うのは簡単だけど、想像つきますか?
こちらは、南アルプス側の山脈
角度が結構な急斜面ですが・・・
韮崎の丘陵は、こんな感じです。
手前の、紅白の鉄塔と同じ高さに見える、手前側の茶色の斜面が韮崎のオオクワ産地になっています。
こういった地形的条件が、韮崎に悲劇をもたらしたわけです・・・・(?)
緩やかな斜面というのは、比較的に人間が入りやすく、採集者が奥まで登っていける条件
農家も日当たりを活かしての生産をしている。絵に描いたような段々畑や棚が広がっている。
地域のキノコ栽培や林業も、活動がしやすくて活発で、シカや熊などの野生の生態系もある。
そして江戸時代から受け継がれたキノコ栽培やら炭生産? シカの食害から守るために200年から300年かけて生み出された台場クヌギ
高速道路開発、10年程前のオオクワガタ採集ブーム
すべてが凝縮された土地、それが韮崎だった。
そして私らも、採集者だ。
韮崎インター付近は。
インターから降りて50メートルの距離に、一本目の台場クヌギ
100人が採集にきたら、100人とも見て行くという。日本一と言っても過言ではない採集圧だそうな
但し言っておきますが! そんな場所でオオクワなんて取れるわけないじゃん・・・ww
夏にその台場クヌギに寄ると、自分が入る前に採集者がいて、自分が入り、出るときにまた1組が入っていくと師匠が言う・・・w
まぁ・・・それでも関東では殆ど見られない台場クヌギが沢山あるし、オオクワの気配を感じずには居られない。パピコも自分も、メーター振り切って興奮していたのは間違いない
朝6時出発
韮崎インターからすぐの天然記念物がなんと台場クヌギだ
宮久保のオオクヌギだっけなぁ・・?ごめん忘れた・q・
全体像がこれ。今は葉が落ちてるので小さめに見えるらしい
根からすぐ上部でこんなに太い幹が曲がって分かれている。
分かれ目が殆ど節になっていて、その節すべてに洞がある感じのクヌギに仕上がっている
どこかで見た、大桜の木の枝ぶりに似ている
他にもクヌギの台場を沢山作っているのが良くわかる
こんな感じに、20本に1本は台場に行き当たる
こういうのが成長していって
生えて

枝が伸び

こうなってくるまで10年くらいかな?
そして冬の林はこのように、遠くからクヌギが生えてるのが良くわかるでしょう?
下草が枯れているので、林に入らずとも、奥の方までどこに何があるか解るのです
材割りなんかしながら散策して、オオクワガタが居そうなポイントをこの季節に探しておきましょう
材割りを目的にしなくてもOKですけど~
これをやるかやらないかで、来年の夏季の樹液採集に大きくかかわってくる。
冬に見つけておいた、樹皮めくれや洞から樹液が出ると、そこは夏の有望ポイントに変わる。
そして夏になって草が生えて入りにくくなる。
あの位置にポイントがある!と知っていないと、ブッシュかきわけてまで入らないでしょ?
クモの巣はあるし、蚊は居るし、夏になってからポイントを探す無駄な労力をしなくて済むのは、冬の間どう動くかに掛かっていますよ!
私とぱぴこはネジが外れてるので、汗だくになりながら夏でもポイント探しやりましたけど、冬の方が3倍も奥まで探せるって事です。
(半分、自分に言い聞かせてます。。。。)
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逆のこともあります。
師匠が夏に見つけておいた良材には、オオクワの穿孔した穴、産卵痕があった。
それをブッシュで覆って隠しておいたらしいのですが・・・・
どうやら一歩遅かった。
産卵痕から下方に潜った辺り[だけ]既に大きく叩かれており、恐らくオオクワの部分だけ根こそぎ持って行かれた(と思う)
こういう白枯れ材を割る。
立ち枯れなんてあると、まず叩く前に状態を見る。
キノコの付き具合、経過時間から、おいしそうかどうか判断する
良く見て穿孔が無いかチェック、そしてよい部分をハンマーで割る
この材のサイズは、長さ4メートルほど、太さ60センチといったところか
叩きがいがありましたが、空振り。出たのはコクワ幼虫とノコ幼虫、ヒラタ幼虫辺りかな?
その後も散策して、韮崎の台場や立ち枯れを偵察してゆく。
台場の立ち枯れ、きれいに白枯れしているが・・・
既にいい場所は、ここから折れて落ちて割られた後。
台場にもキノコがまわってしまって、そのうち虫が入るでしょう。
韮崎は採集圧が高くて、山の奥の方へ行ったり、人気エリアをずらして探さないと、オオが入ってる材にはなかなか当たらない。
台場クヌギのエリアは大体見てまわりましたが、材は既に割られているか、材自体がないエリアが多かったです。
ひょっとしたら、地元の人が、ばらばらにされた材を嫌がって、枯れたら切って片付けてしまっているのかもしれませんね。
モデルさんが居たので、立ち枯れている台場の上部に上って頂いて叩いてもらい、写真を撮りました。
どうですか?
材割は、自然破壊や地元民との揉め事の種にもなり、その説はもう覆せないだろう。。。
実際、生きている台場クヌギも叩かれていたのを目の当たりにした。
それでも、韮崎のオオクワは絶滅していない。
人間の手が届かない場所からでも発生するのだろうし、隠れる場所も沢山あり、高所で深部なのだろう。
確実なワイルドを採りたかったら、材割りを勉強して、節度のある採集をするのも手ですよ
幼虫に放虫は居ないのだから。
ぱぴこ 「あそこにクワガタ居ますよ~」
韮崎のお約束・x・
結果、コクワ7、ノコ3、ヒラタ1
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今回割った材の一部を自宅に持ち帰った。
天然の産卵材になると思ったからね。
で、この材を良く見ると、クワガタが入ったっぽい痕跡がある・・・・・・・・・
裏側は、食痕が出てない・・・
破片が大きすぎて、食痕に当たらなかったのかな?
雑虫が入ってる可能性もあるけど、オオクワでも出て来ないかなぁ・・・・
とりあえず大きいゴミ袋に入れておいて様子を見ます