ピース天火オーブンの再生【その2】 入間市の小川モータースでプロフェッショナルの塗装を施した我がピース1960。ちなみに、あのダブルドラム缶風呂の溶接と塗装もこの店です。今回もセンス最高に仕上がりました
ではドアを組付け、と思ったらメッキの枠の裏側のパッキンがほつれている。間違いなくアスベスト入りの耐熱パッキンです。まだあったか!そこで、耐熱1000℃の液体パッキンの出番です。カーマニアおなじみのホルツ
マスキングしてからメッキカバーの奥へギューっと充填
↓硬化完了。メッキの裏の白い部分が今回塗った液体パッキン。これにて、ピース天火オーブンの100%無毒化を達成。すでに内側はセラミックプレートへ交換済み。
だがしかし!最後に取り付ける天板のメッキパーツ。あろうことかビスナット。これどうやってナットを締めようか
試行錯誤の結果 これを下の隙間から差し込んで解決
★★ピース天火オーブン1960ここに再生★★ これは特別な日の主役だったんでしょうね。このオーブンが現れる日は、さぞかし子供たちが目を輝かせたことでしょう。なんだか、とてもめでたい調理器具です
新品のときより綺麗に仕上がっているような気がする
後方もいい感じに塗れてます
純正トレイのほかに中板を工夫。上がエキスパンドメタル、下は1mm厚のステンレス板
そしてガス台点火
↓余熱が早い! なるほど。このタイプは、この余熱性能と引き換えに本体の塗装が熱焼けするんですね。ダイレクトな加熱方式です。おそらく、この後の天火オーブンは、そのクレームを受けて底板の下に一段高いフードを増設したんですね。ゆえに本体の塗装の劣化はしづらくなったが、余熱には時間がかかる。さらに重量も増えていく。そういう流れでしょう
そろそろいいかも
焼けました。ピース天火オーブンに人気がある理由がよくわかりました。
温度計が200℃のところで様子を見たんですが、生地の様子を見ると温度計は合ってるなあ。驚いたことに60年前のバイメタルは正常に機能しています
ホワイトホースのハイボールと合わせてみる。今日もよく遊んだなあ。
次は鶏の料理に挑戦だ
この車でキャンプに行ってピースオーブンを使っていたら似合うね