樫(カシ)の原木で木工 | James-kozoのブログ

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カシの木が入ったけど使う?との連絡あり。樫といえば、戦国時代はヤリの柄に使われたほど堅い木です。現代でも、剣道の昇段審査に使う木刀やカンナの台に使われています。こんな堅い木は生のうちに加工開始

玄関横のJames木工所です。愛用の工具たち サンダーに付いているペーパーディスクはJeepのボディ補修で、塗装やサビを除去するために使っている工具ですが、木工にも便利です。ダイソーで売ってる60番を装着、1枚100円

テキトーな線を描いてから加工開始 後ろに見えるのはストームケトルとかエジプトで買ったランプ

今回のデザインは、「取っ手付きの籠」をイメージ

ククサ3個ぶんくらい削ります 玄関横は真っ白です

順調に作業が進む。しかしこのあとで、左側に見える黒い点(そこが樫の木の芯)に、割れが出たので、さらに低く削って芯を避ける

↓製作途中ですが使ってみる。抹茶チョコとアイラモルトは意外と相性いい ウイスキーはラガブーリン16年 このウイスキーは本当にウマイ!

乾性油を塗ってビニール袋に入れて冷蔵庫で保管して割れ防止。そして作業再開

刃物を通さない手袋で左手を防護して安全作業。木皮を生かす「ライブエッジ」は表面に傷を付けないために、作業台に固定せず、手で押さえて削る。ついに完成。スプーンもライブエッジで製作  改めて見ると、かなりのセンスだ

 

ベニ花油でオイルフィニッシュしてから使ってみましょう。今日は暑い1日でした。木工細工はほどよく筋トレできるので、心地よい疲労あり。アイスクラッシャーでザクザクの氷をつくって、キンキンに冷えたハイボールでクールダウン

酒の醍醐味は空きっ腹にガブ飲みです  ガブ飲みにはホワイトホース最高です

はぁ~うまい。錫製の器は日露戦争の戦勝記念品、「征露紀念」 そこにホワイトホースを注ぐ。帝国陸軍騎兵隊突撃せよ

そうそう。今日の夕方CD届く。Amazonで見つけたエドガーウィンターのエントランス。LPは持ってるんですが、CDも欲しくなった。検索したらあるんですね。しかも紙ジャケット。当時のLPのジャケットを縮小して表面のツヤまで忠実に再現してます。すばらしい。  今夜のBGMはこれで

エントランスの発売は1970年 

売り上げ的に惨敗したと記録に残るエドガーウィンターのアルバムですが、ひとつのジャンルにこだわらず、RockでJazzでBluesなサウンドが最高にカッコいい。これを昭和45年に発売したのは時代が早すぎたんだと思う。ウイスキーが効いてきたな⇒https://www.youtube.com/watch?v=-FzXGF3Oj3s&list=PL0A02C2A28179FDD0

 

★道具編の追記↓

流し台にぴったり収まる「砥石台」です。

こんな感じ 天然砥石は下駄屋だったお爺さんから受け継いだ

砥石には台を接着してあります(G17使用)

凹面を砥ぐ自作工具たち

一方向に砥ぎます 番手は400、600、800、1000。 先に凸面。仕上げに凹面をサっと砥ぐ。黒いマジックペンで刃を塗ってから砥ぐと、砥ぎムラが見えます。

革も裏表に2種類貼ってある  青棒を付けて仕上げ砥ぎします