下栗の里へ向かってソロツーリングに出発。
秩父から雁坂峠を越えて、甲府から20号を走って諏訪方面へ向かいました。
諏訪湖手前で152号線へ左折。杖突峠を越えて大鹿村を目指します。
この日の天気予報は「終日曇り」と発表されていましたが、いつの間にかそれが変わってしまい、1日中雨が降りました。私と同じように前夜の予報を信じて出発したライダーも多かったようです。
写真は見知らぬ者同士が雨宿りを終えて走り出すところ。
152号線はガソリンスタンドが少ないので給油は余裕をもって早め早めを心がけました。さらに今回は、予備缶に1リットルのガソリンも持って走りました。
雨は降ったり止んだり、ときおり天気雨。
大鹿村のはずれでテントを立てました。ここから下栗までは残り40分くらい。
夕飯は大鹿村のお店で買ったポテトサラダとラーメンと缶詰。そこにチョーヤの梅酒など。
ここでも雨は降ったり止んだりを繰り返していました。
前日の荒天が一転して、快晴の朝。
林道を降りていくと、展望台への遊歩道入口を発見。バイクを停めて歩きました。1キロ以上の山道を歩くために、ペットボトルの飲み物は忘れずに。
遊歩道は次第に明るくなってきます。期待が高まります!
おおお!ついに見えてきました!
手前で1泊して午前中に到着したので光の角度もイイ感じです。しかも雨上がりの朝という好条件。
ここは、雲やモヤがあったらクリアな写真が撮れません。午後は逆光になることを考えると、下栗の写真を狙うには、1泊したほうが良いようです。
メインカメラの50mmレンズでは全景が入らないので、サブカメラのFuji FinePix F30で撮影。レンズは24mmです。展望台の撮影ポイントはとても狭くてこの画角で狙える位置には1人しか立てません。この日は他に2名のカメラマンあり。
帰宅後に友人より電話があって「下栗はどうでしたか?」と聞かれたので、「なかなか良い写真が撮れましたよ」と答えたところ、だいぶ悔しがってました(笑)。友人が撮影に行ったときには天候不良で、里の景観が良く見えなかったとのこと。
『天空の里』の撮影には、ちょっとばかりの幸運と作戦が必要なようです。今回は、初日の天気予報は悪化してしまいましたが、そのぶん、翌日が雨上がりの快晴となったために、結果オーライの撮影条件となりました。
展望台から降りたところが、下栗の里の最も高い位置になります。そこに蕎麦屋さんあり。
蕎麦定食1000円。素朴な田舎蕎麦が美味い店。煮物のコンニャクが独特で、1個じゃ足りませんね。もっと食べたい不思議な食感。
このあと、斜面の集落を徐行しながら下まで降りて、またゆっくり上がってみました。こういう機動性はバイクならではですね。この里は、とにかく風が気持ち良いです。
2日目の午後。下伊那へ抜ける道の途中。
素朴でやさしい道祖神。
またここへ来られますように。
2泊目は雁坂峠でテントを張って、翌日ゆっくり起きて無事帰宅。