足つくマーメイド | あみぃ のブログ

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足つくマーメイド

王様が海賊達の様子を見に行った先に海で様子を岩場で見ていた紫色の尾のマーマンがいた。
青い髪の毛先が紫色の短髪のマーマンは、王様を見て片手をあげる。
口に、魚の骨を加えてる。
「初老」
「初老じゃねぇよ。まだ38だ!それに魔法使い様だ。助けてやったのにそれくらいも言えねぇのか若いもんが」
腹をかきながら、自称魔法使いは海賊船の様子をうかがいながら文句を言う。
「行動、言動が全てにおいて初老に一致するもので…失礼。初老いや…魔法使い」
王様は魔法使いの隣に来て岩陰から海賊船の様子を見る。
「お前可愛くねぇな」
頭をかきながら王様をジト目で魔法使いは見るが、王様はシカトして話を続ける。
「チロルは来てないか?」
「あぁちっこいのか?今俺の幻覚に惑わされて、そこらへんでわちゃわちゃしてるだろ」
指を差す方向には、タコを必死で追いかけているチロルの姿と、それを追いかけるヤムスンの姿があった。
「まぁータコ相手にあんなに頑張っちゃって可愛いねぇーちっこいの。大きくなってから楽しみだ。こりゃ」
シシシと、魚の骨を触り笑う魔法使いに、王様は冷ややかな目で見ながら、海賊船を見る。
「どうやってあの時私を助けた?」
「ちったぁ。話の話題にのっかかってこいよ」
毒付きながら、半目で王様を見て、魔法使いは海賊船を見る。
「どうやってと言われても。ちっこいのと同じ様に幻覚を見せたまでだ」
「どこをどうゆうふうに?」
「聞き方のご指導してやろうか?王様」
笑ってふざける魔法使いに、王様は無表情で、「魚の骨いらないんだな」と呟く。
「いや。分かった。説明すっから…お前もうちょっとにっこりしないとちっこいのに怖がられるぞ」
ギクッとした魔法使いは頬を触り、王様を横目で見る。
「もう慣れてる」
平然として言う王様に、魔法使いはあきれた顔をして、海賊船をもう一度見る。
「今あいつらは幻覚の島を怒りまかせに発砲してるとこだ」
「下衆だな」
「…。」
横目で王様をチラ見してから続ける。
「あの時、お前はまんまと海賊なんかに捕まったろ?」
「捕まってやったんだ」
「…。いや。どっちでもいいけどよ」
後頭部を触り魔法使いは、海賊船の行動を見張る。
「それを見たヤムスンが俺をあてにした訳だぁ。これが。だから仕方なしに動いてやったのさぁっと」