足つくマーメイド
「お前がなんの契約もなしに動く訳がない」
「そりゃそうだ。あいつが将来王様になれば願いを叶えてもらう契約をした」
王様は頭を抱える。
その姿を見てシシシと笑う。
「それから俺は船に入れられそうになるお前を見て、ヤムスンに助けにいかせ、前のお前が捕まっているマヌケな姿を映像化させて見せていた。その隙にお前がちっこいのの足に縄をつけてヤムスンが後で引っ張ったってわけだ。どうせその時お前は落ちた杖でも拾いにいったんだろ」
王様は目をそらし頷く。
「成る程な」
「まぁむこうは…おかしいと思っているだろうがな…映像を見せている間お前等は動いていたからな。喋りながら。凄い演技だったぜ」
シシシと笑う魔法使い。
「煩い」
「感謝こそすれ文句言われる覚えないぞ?」
魔法使いはニンマリと笑う。
「ヤムスンの契約をチャラにするならいいぞ」
「絶対嫌だね」
王様は眉を寄せる。
「忘れるな。俺は誰の味方でもない。報酬さえよければお前にだって逆らうぜ」
魚の骨をバリバリ言わせてかみ、また新しい魚の骨を加えて魔法使いはニヤリと笑う。
王様は何も言わず、魔法使いを見る。
「海賊船を見てくる」
「気をつけて」
シシシと笑い魔法使いは去る王様を見ている。
「全くサメの様な奴だ。私が落ちるのを楽しみにしている」
王様は深い溜息をつき海賊船にさらに近づいて行った。
「お前がなんの契約もなしに動く訳がない」
「そりゃそうだ。あいつが将来王様になれば願いを叶えてもらう契約をした」
王様は頭を抱える。
その姿を見てシシシと笑う。
「それから俺は船に入れられそうになるお前を見て、ヤムスンに助けにいかせ、前のお前が捕まっているマヌケな姿を映像化させて見せていた。その隙にお前がちっこいのの足に縄をつけてヤムスンが後で引っ張ったってわけだ。どうせその時お前は落ちた杖でも拾いにいったんだろ」
王様は目をそらし頷く。
「成る程な」
「まぁむこうは…おかしいと思っているだろうがな…映像を見せている間お前等は動いていたからな。喋りながら。凄い演技だったぜ」
シシシと笑う魔法使い。
「煩い」
「感謝こそすれ文句言われる覚えないぞ?」
魔法使いはニンマリと笑う。
「ヤムスンの契約をチャラにするならいいぞ」
「絶対嫌だね」
王様は眉を寄せる。
「忘れるな。俺は誰の味方でもない。報酬さえよければお前にだって逆らうぜ」
魚の骨をバリバリ言わせてかみ、また新しい魚の骨を加えて魔法使いはニヤリと笑う。
王様は何も言わず、魔法使いを見る。
「海賊船を見てくる」
「気をつけて」
シシシと笑い魔法使いは去る王様を見ている。
「全くサメの様な奴だ。私が落ちるのを楽しみにしている」
王様は深い溜息をつき海賊船にさらに近づいて行った。