上の画像は、『愛の戦士レインボーマン』(1972年~1973年)
の最終話の一場面である。
レインボーマンの背後には、日の丸が掲げられている。
現代の特撮ヒーロー物では、先ず有り得ない作りなのです。
それもそのはずで、原作者の川内康範(かわうちこうはん)は、脚本家・作詞家・作家であり、そして政治評論家でもあるのです。(写真の人物)
それゆえに、川内氏の政治的メッセージがレインボーマンの中には垣間見ることが出来ます。
そしてなぜか?ウルトラマンや仮面ライダー、あるいは戦隊物のようにシリーズ化はされず、再放送・リメイクもされてはいないのであります。
筆者が考えるには、GHQが作成したガイドラインに反するからだと推測します。
某大手動画投稿サイトでも、肝心な部分の話はアップされてはいないのです。
恐らく、日本人に見せたくない部分は動画が削除されているのではないか?と思われます。
しかし、別の動画サイトでレインボーマンを検索すると、全編を閲覧することが可能となります。
そして筆者は、48年ぶりにレインボーマンを見ましたが、率直に言って「これは今、日本で起きている事ばかりじゃないか?」と思いました。
「これでは、地上波では流せないな!」と断言できるのです。
例えばですが、「首都東京最後の日」という回で「モグラート作戦」と称する地底に穴を掘り、スーパーニトロン爆弾を埋めて東京を壊滅させるというストーリーがあるのです。
国会議事堂を始めとする数箇所を爆破して首都機能を壊滅させるという作戦ですが、これは東日本大震災時の人工地震を彷彿させるのです。
また、レインボーマンが敵のアジトに潜入すると、歪められた日の丸が掲げられています。
これは以前存在していたどこかの政党とイメージが被るのです。
また、敵の「死ね死ね団」はおのずだけではなく、医者や宗教団体を利用して日本を破滅に導くのです。
これは、今の日本社会の構造そのままなのであります。
「キャッツアイ作戦」というのがそれであり、日本人を薬漬けにして絶滅させるというストーリーなのです。
また別の回では、「御多福会」という新興宗教が、死ね死ね団の手下となって暗躍するのです。
信者に偽札をつかませ社会をインフレにし、大混乱を引き起こして経済的に日本を破滅させるというストーリーなのです。
これは現在の消費税アップ、低賃金社会とイメージが重なります。
また、かつて存在したどこかの宗教団体をも連想させるのです。
そして最後ですが、敵の「死ね死ね団」のボスは「ミスターK」と名乗っていますが、「K」なんてどう見ても「お隣の国じゃないか!」と誰しもが思うのではないでしょうか?
ということで、次の動画をご覧下さい。
トラウマになります。
https://www.youtube.com/watch?v=BKRzTKkjeRk