日本は世界第三位の経済大国ということになっている。
しかし、これははたして本当なのだろうか?
数年前までは、アメリカに次ぐ経済大国であると言われたり、またバブル期には、日本がナンバーワンだと言われた時期もある。
いずれにしても、テレビや新聞といったマスコミを通して日本という国は豊かな国だと報じられてきたのであります。
けれども、その真実を知っている国民は少ないのではないだろうか?
あなたは知っていますか?日本は偽りの経済大国であることを。
出典:世界経済のネタ帳
上の表は、GDP(国内総生産)の世界順位を表しております。
日本は、アメリカ・中国に次いで第3位に位置します。
この指標を持って、我が国は豊かであると政府やマスコミは主張するのであります。
ところが、これにはトリックがあって、国内総生産ですから当然人口が多い国が優位に立つのです。
つまりは、私達一人一人の豊かさを計る指標にはなっていないのです。
ですから本当であるならば、国民個人単位での経済指標で計らなければ、全く意味を成さないのであります。
出典:グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト
上の表が、その1人当たりの国民総所得を表したGNIという指標なのです。
これで見ると、モナコ・リヒテンシュタイン・バミューダといった、普段私達が聞きなれない小国が上位に立っているのであります。
これで見ると日本は一体、どの位置にいるのでしょうか?
出典:グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト
なんと、29位に転落してしまうのです、
また近年では、経済規模では人間の幸せを決して計れないとし、『幸福度』という指標で計っていることもあります。
出典:World Happiness Report 2018
上の表が、その国民1人当たりの幸福度を計る『世界幸福度ランキング』となります。
ここでは、フィンランド・ノルウェー・デンマークといった北欧諸国とアイスランド・スイスといった小国が上位を占めております。
日本はというと、これまた順位がさらに落ちてしまいます。
出典:World Happiness Report 2018
54位であります。
50位内にすら入らないのです。
しかし筆者は、「日本が54位?そんなワケはない!」と思ってしまうのです。
よくよく考えてみれば勤勉な日本人は、朝から晩まで一生懸命働いていて、休みといえば、お盆休みとお正月の数日間だけなのです。
派遣労働者として、低賃金でボーナスもなく、雇用も非常に不安定な状態に置かれているのです。
そして少ない給料から、将来貰えない年金を天引きされており、生活が困窮しているのが実態なのです。
また、経済的に貧しい為に結婚して家庭を持つことが困難となっているのであります。
このような観点から考察すると、決して日本は豊かだとは言えないのです。
日本はアジアやアフリカの国々に対してODA(政府開発援助)を行っておりますが、援助されている側の国の方が幸せに暮らしているのです。
次の写真を見て頂きたい。
日本は発展途上国と言われている国よりも、幸福度が低いのです。
それは、家族を持つという人類が持つ一番基本的なことが出来ないからなのであります。
よって、筆者は日本という国は、世界最下位の位置づけにあると考えるのです。
日本は世界最下位なのです。
しかし、なぜ?政府は「我が国は世界第3位の経済大国である!」と国民を騙しているかというと、私達国民から搾取する為なのであります。
すなわち、本当のことを知ったら私達は真面目に働く気が失せるからなのです。
あなたは、日本が本当に経済大国だと思いますか?