筆者が子供だった頃は、長嶋茂雄や王貞治といったスーパーヒーローがいた。
小学生は巨人軍の帽子を被って、背番号3番や1番をつけたTシャツやトレーナー姿の子供が見受けられた。
雑誌では抽選で王選手のサインボールが当たるという応募があったが、これに当たったためしはなかった。
それ位に、長嶋・王は皆の憧れでした。
そして、現在では野球離れが激しく、選手の名前すら思い浮かばない人も多いのではないでしょうか?
高橋由伸監督に代わり、原辰徳が監督になりますが、筆者はこの両名のことは知っていますが、選手のことは全く知りません。
また、日本のプロ野球が関心を持たれなくなった原因は、実力のある選手が大リーグへ移ってしまうからではないでしょうか?
日本国内のリーグが2流リーグに成り下がっているのです。
日本ではなく、海外で活躍する大谷翔平選手は、打っても良し、投げても良しの大リーグ選手ですが、今の子供達のヒーローであるかどうかは?はなはだ疑問なのです。
一方、プロレス界では、ジャイアント馬場・アントニオ猪木といったヒーローが存在しました。
悪役外国人レスラーをやっつける姿がかっこ良かったものでした。
しかし現代では、プロレス団体が多数乱立し、見てる側がワケがわからないのであります。
これが、プロレス人気を低迷させた原因だと思います。
今の小学生にとってのヒーローは誰だと思いますか?
アニメの主人公でしょうか?
ヒーローがいなくなった日本なのであります。