測り切れる限界値はすぐにやってくる。
細かい違いが測れない。
でも、わたしはそのものさしを、自信を持って使った。それしかないから。笑
最近お芝居をしながら、わたしのものさしと、相手の、そしてお客さんのものさしは、同じものを測っていながら、違う長さ、違う目盛りを持っているんだなと感じたことがあった。
ある部分だけとても細かい目盛りを持っている人もいるし、すごく大雑把な部分もある。どうにも長さが足りない人もいて、でも、そのことに気づき、感じていくうちに、ものさしは長くなり、目盛りも細かくなるような気がする。
お芝居を始めた頃より、長く細かくはなったけど、まだまだ中途半端な長さで、中途半端に目盛りが刻まれた、わたしだけのものさし。
そこで感じるでこぼこな感情を、測れたり、測れなかったりしながら、生きていくんだな。
昔よりも、他人のことが、素直に素敵と思えるようになったのは、みんなの持つそれぞれのものさしを、たくさん見せてもらったから。
やっぱり人は一人じゃ生きていけない。そう思うと、大好きな人がたくさんいすぎて、なんだかさみしくて泣きそうです。あれ? 幸せなのかな?
変な日。