GIATN ANT「WHITEOUT」の裏話は、本日でラスト。
11月中旬は「WHITEOUT」と同時に、アッシュさんとのコラボ「情熱大陸」のレコーディングもやっていたんですよね…。
このコラボもあれこれ迷走しつつ(苦笑)、自分なりの答えを見つけて演奏したのですが…
これを撮り終えたときに、ふと…「この音色、“ホワイトアウト”にも合うんじゃないか…?アリンコさんや大さんのサウンド・キャラと違うから被ることもなさそうだし…」なんてコトを思いまして。
で、この音色でいろいろ試していくうちに、思いついたコンセプトが
「弾かないギター」。
なんのこっちゃ?ってな感じかもしれませんが、アリンコさんと大さんが楽曲に必要かつ格好いいコトを演ってくれてるから、僕が今さら“1曲とおして自分のパートを作る必要はない”ワケでして…。
それに思い至ってからは、今まで悩んでたのがウソみたいにフレーズのアイデアが出てきまして…。
おおよそフレーズが固まってきたところで、使うギターも色々試してみて、ハムの太さとシングルの歯切れの両方が使えるCropper Classic
で演ることが決まり…
2021年12月5日にようやくレコーディング。
正直なところ、おふたりに比べて圧倒的に音数が少ないので(笑)、「もう少し弾いてくれ!」なんて言われるんじゃないか…なんて不安も多少あったのですが、僕が意図するところを理解していただき、無事初仕事を終えました。
ちなみに僕が演奏しているのは、メロディの合間に入っている16分音符のカッティングや、ブリッジパートでうねうねした感じのフレーズなどを演っている左側から聴こえてくるパート。
なんだかんだで弾きまくることが多いα-Projectとはまったく違うアプローチなので新鮮な印象を受ける方もいるかもしれませんが、「一歩引いた演奏もできるんだゾ♪」ってなことで…(笑)。