GIATN ANT「WHITEOUT」の裏話。
昨日の記事はほぼほぼ言い訳に終始してましたが(苦笑)、今日は実際にどんなふうにアプローチを決めていったかを書いてみます。
大さんが、音源公開時の記事の中で…
“結局仕上げまで17回バージョンアップした”と書いておられるのですが、実は僕の手元に届いた10月下旬の時点で既に…バージョン6を迎えてまして…(笑)。
裏話の第1回と重複しちゃいますが、大さん&アリンコさんのふたりが試行錯誤して作り上げているので、とにかく格好よく完成度高くて…。「オレ、弾かなくてもよくね?」というのはお世辞ヌキに本心で思ったコトなんですよね…。
とはいえ、参加すると決めた以上は、しかるべき演奏をしなければ二人に顔向けできないッ!…ってなことで、当面の目標は「ふたりから“Takaさん誘ったの失敗だったんじゃね…?”とだけは言わせない」に決定(笑)。
まずは何度か聴いて、徒然なるままギターを弾いて、自分のパートを模索するところから始めました。
大さんのピアノとアリンコさんのギターがメイン・メロディー・パートを弾いているので、僕はオブリガード(メロディーに呼応する短いフレーズ)を弾こうと思っていたのですが、オブリガードもアリンコさんが既に弾いてたんですよね(元々がおふたりのユニットですから…)。
そこで、アリンコさんのフレーズにぶつからないように演ってみようと思ったのですが、アリンコさんと僕のギターの間合ってかなり近いものがあるので、僕が弾こう!と思ってるタイミングには、ありんこさんが「ちーっす♪」てな感じで必ず居まして…。
ならば、アレンジャー目線から、バッキングに徹するか…と方針転換してみたら、そこには大さんが「どもっ♪」ってな感じで居て…。
じゃあ、ハーモニクスでSE的なコト…と思ったらアリンコさんがやってて、カウンタ―メロディーを…と思ったら大さんがストリングスでやってて…と、その他、あれこれ試してみたのですが、僕が思いつくところには、どちらかが必ず居るという…(苦笑)。
で、開き直って二人を無視して好き放題弾いてやれ~と、こんな感じのアプローチでやってみたら…
それが一番ダサかった(苦笑)。
「ど~すりゃいいんだぁぁ~?」状態のまま悩んでいるうちに、大さんから「これをベースに録音してください♪」と更にブラッシュアップされたバージョン7が届いて。
なにせこちとら、目下のところ大スランプ状態なので…
八方塞がり!
四面楚歌!
五里霧中!
万事休す!
絶対絶命!
崖っぷち!
万策尽きる!
前門の虎後門の狼!
七転八倒!
とまぁ…思いつく限りのネガティブ・ワードがアタマをグルグル駆けまわっていたのですが、あるコトをやったときに…。
といったところで、今日はここまで♪
また、まりもさんに怒られちゃうかな…