4小児検査値
WBCは最初かなり多い。が、下がる一方であり学童期には健康成人と同じになる。
2Mから4歳くらいまではリンパ球が多い。本当に最初は顆粒球優位であることが大事。RBCは循環血流増加に伴い希釈されて減少し、再び増加する。
新生児の手足の軽いチアノーゼは多血症だから問題ない。
新生児でIgGは胎盤通過性があり、出生時から多い。
つまり臍帯血中や新生児血中IgMが増加しているケースでは胎内感染が疑われる。
IgM、IgG・IgAが続いて上昇して、1歳で追いつく。
ALP・Pは骨代謝の面から高値となる。
リンパ系は10-12歳でピークを迎えるー発育曲線で大事になる。
胎児循環から切り替わるべく、卵円孔は数mで機能的に閉鎖し、数Mで器質的に閉鎖する。
動脈管は数dで機能的に閉鎖し、数wで器質的に閉鎖する。
静脈管から下大静脈へ流入して卵円孔を通り左室へ、上大静脈から右室へ流入し、動脈管へ。
消化器は噴門部が未発達で食道カラシアになりやすい。
造血は4カ月には肝・脾臓で造血が行われている。7カ月で骨髄造血とクロスする。
心電図はV1は陰性T波が、V6は小さいQ波が見られる。
正常次では生後6カ月までの造血に必要な鉄は貯蔵されているが、それ以降がない。
血清アルブミンは健康成人と比べてもそう変わらない。
新生児胎便排泄は2日以内である。胎便は暗緑色・粘調である。基本的に無菌である。
尿排泄は1日以内である。
腎糸球体濾過量は4,5カ月で健康成人と同じになる。
5小児栄養
初乳中は成乳と比べてIgAもたんぱく質も多い!
成乳はそれ以外、つまり乳糖、オリゴ糖や脂肪が多い。
母乳は便のpHが5~6になる。
牛乳は母乳と比べてたんぱく質(カゼイン)やカルシウム、飽和脂肪酸が多い。
逆に母乳は乳糖と不飽和脂肪酸が多い。カロリーや鉄、総脂肪は同じくらいである。
母乳不足かどうかは哺乳時間が20分以上か、すぐ泣くのか、哺乳回数が多いか(正常は3-4h/日)、体重増加不良があるか(30g/day未満)、便秘かどうかを見る。
5つ確認;時間、泣く、回数、体重、便秘。特に体重!母乳のみの不足では哺乳時間が延長する。母乳不足をルールアウトした体重不足では離乳準備食不足の可能性もある。
5か月で離乳(吸きつ反射の消失が目安)を考えて、前離乳食を考慮する。それまでは果汁やスープの離乳準備食を食べさせる。母乳は鉄欠乏やVitK欠乏(ただし新生児メレナのリスクは生後数週間である)になりやすい。
1歳までに離乳食3回。1歳半で完了したい。
乳児輸液は必ずNa90、Kフリーで始める。必要量は(失った量+失った量×1/3の今後失う量+維持量900ml)×2/3である。例外は肥厚性幽門狭窄でK20、Cl70で始める。