循環器4 | 腎臓内科医のコーヒーブレイク

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jackyと言います。
来年から腎臓内科医になる予定です。腎臓内科だけでなく色々な医療のことや家庭を含めて生活のことを書いていく予定です。
しばらく休んでいましたが、これから少しずつ余裕が出てきそうなので、更新していきたいです。

Brugada症候群 

性に多く、安静時・夜間睡眠中に発症しやすい。発作性心房細動を起こしやすい。心電図所見はV1、Vcoved型、saddle back型の右脚ブロック様ST上昇パターン。抗不整脈薬で増悪して、埋め込み式除細動機の適応となる。

9薬剤

ワルファリンは心原性塞栓の予防に有効である!!

Ca拮抗薬は慢性心不全に有効ではない

β遮断薬は急性心不全では禁忌となる。

10雑音で整理する弁膜症

Ⅰ音は僧帽弁・三尖弁閉鎖を示す。その直後の大動脈弁・肺動脈弁が開く。

つまりMRでは汎収縮期雑音が聞こえるわけだし、AS・PSでは駆出性収縮期雑音が聞こえる。収縮中期クリックはMVPを示す。Ⅱ音は大動脈弁・肺動脈弁閉鎖を示す。その直後に僧帽弁・三尖弁が開く(MSの解放音はここ)。

つまりAR・PRでは拡張早期に雑音が聞こえるわけだし。MSからの相対的PRでGraham-Steel雑音が聞こえる。またMSやTSで拡張中期ランブル調音)が聞こえる。

硬くなるとなかなか閉鎖しない原則に基づき、MSではⅠ音亢進。Ⅱ音はARPHT動脈硬化で亢進する。Ⅱ音はAP成分で並び、Pの後退(PS右脚ブロック)で幅広い吸気時分裂が、Aの後(AS左脚ブロック)退で奇異性分裂が見られる。Ⅲ音は壁に血流がぶつかる時に鳴る音で左室負荷疾患(MRVSD)心筋症心不全を示す。Ⅳ音は心室の硬化を示すため、左室圧負荷疾患(AS)、心筋症心不全

MSの特徴はリウマチ熱の既往から左室負荷による肺うっ血心房細動である。心エコーではLA拡大エコー輝度↑が最も大事で、弁口面積↓、DDR↓を示す。治療は交連切開僧帽弁置換術である。

MRはMVP等の既往から左房左室負荷を起こす。心エコーでLA拡大LV拡大が最も大事で、モザイクパターンを証明する。治療は僧帽弁形成術である。

動脈硬化性変化が多く、二尖弁も原因である。Bezoid-Jerisch反射で失神を起こす。狭心痛や心不全も起こす。頚動脈波でshudderを示す。心エコーでは心筋肥大大動脈弁の輝度↑が最も大事で、苦し紛れの乱流を見る。心カテーテルで左室・大動脈圧較差が最も本質的である。症状ありや圧較差>50mHg大動脈弁置換を行う。

ARは左室容量負荷からの左心不全が主体である。爪床の毛細血管拍動Quinke徴候)やHills signが特徴的である。心エコーでモザイク、さらに時にErb領域to-and-fro雑音を示す。狭心痛血流低下による。相対的MSによるAustin Flint雑音はエコー上ではMV flutterを示す。

大動脈造影を行う。治療は大動脈弁置換である。

11心不全

フォレスター分類で、PAWPの臨床的指標になるのは呼吸困難である(呼吸音ではない)。

CIの臨床的指標は末梢のhotcoldである。治療はⅡはフロセミド、血管拡張薬(亜硝酸薬)である。Ⅲは輸液である。Ⅳはフロセミドを使い、輸液は使いたいが使えないのでβ刺激(ドパミン・ドブタミン)を用いる。慢性心不全には浮腫改善目的でフロセミド水・Na制限が行われる。またジギタリスβ遮断薬も使われる。

右心不全に関しては急性期は輸液で、左室へ血液を持っていくが、呼吸器疾患のHPV反応による慢性心不全では利尿薬を用いる。つまりケースバイケースでいい気がします。

エコーで収縮不全が分かるのは、LVの容積が拡張期と収縮期で変わらないことがある。

正常ではAo=LALV=Ao+LAであることも有用である。