私の中のドラゴンボール | Nより

Nより

ブログの説明を入力します。

{0EB7FA02-0282-417B-A2D9-B8DDF19B03C0:01}


私とドラゴンボール(©鳥山明 集英社)との出会いは,バンダイさんのソフト「超武闘伝2」であった。
{9F9117F4-028F-4154-854B-F6308D83384A:01}


登場キャラクターはこの8人
映画「危険な2人 超戦士はねむれない」が公開されようという頃だった為,ブロリーが映画オリジナルということは知っていたが,当初ボージャックやザンギャは原作漫画のキャラクターだと考えていた(ブロリーが裏技を用いないと使用できないのに対し,ボージャック達は最初から使用可能だったことも,それを助長したと今は考えている)。
しかし,たまたますぐに「銀河ギリギリ ぶっちぎりの凄い奴」を見る機会があった為,すぐにボージャック達も映画オリジナルだと知ることができた。
また,セルが人造人間17号と18号とを吸収して完全体になるという情報もこのゲームから得られた。しかしながら,当時は17号達を雑魚キャラだと考えていた。おそらく,ボスではなかったからだろう。
{617003B1-0165-489C-B910-4A398C902428:01}


加えて,外見がシンプルだった為に,これをセルの第一形態だと考えていた。面倒だから,第一形態のまま使ったのだろうと考えていた。
後,この頃既に,セルの前にはフリーザというキャラクターがボスとして登場するという知識が何故かあり,従兄弟が「フリーザは弱い」と言ったことで,私は長年フリーザを弱いと認識していた。
更に,漠然とベジータは元々敵だったという知識があった。
このゲームで私が最初に気に入ったのはトランクスだったが,ベジータが元々敵だった為,息子であるトランクスも元々敵だったという間違った認識が当時一人歩きしていた。
その頃,アニメを見始めており,後の話であるにも関わらず,アニメに子供のトランクスが出ていることに驚きと不満を感じていた。
後に,青年トランクスが未来にいると聞いて,なるほど一時的に未来へ旅立ったのかと考えたが,すぐにあのトランクスが未来の人間で一時的に過去から来ていたという設定を知った。
今思えば,この程度のことは,取扱説明書に書いてあったはずだが,当時の私には読解不能だったらしい。
アニメで破壊王子ベジータが登場した際には,単なる悪堕ちだと思い,深く考えなかった。したがって,後にバビディに反旗を翻した時には,しもべになったのに何故だろうかと不思議だった。超サイヤ人3が出てきた時も大して関心が湧かなかった。
なおこの頃,映画「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」を見て,ブロリーが死亡したことを知った。
そうこうしているうちにGTが始まった。
私は,その後長きに渡り,これも原作漫画の内容なのだと勝手に思い込んでいた。
ベジータがベビーに乗っ取られたシーンでは,また洗脳されたのか程度に思った。
既に洗脳ものへの興味はあったが,このような地球規模での洗脳ものは嫌いだった。それは今も変わらない。
超サイヤ人4についても,悟空が大きくなる手段くらいの認識しかなかった。魔人ブウ編からGT編については,しばらくは知識がごちゃごちゃになっており,パワーのインフレも感じはしなかった。
その後の超17号編は飛び飛びになり,邪神龍編に至っては見なくなっていた。
{BD8E85DF-C192-4E9A-A71F-1AA0158FDA75:01}


それから約5年後,訪れた病院にドラゴンボールの27巻があり,読んでみてかつてはフリーザが全宇宙最強のキャラクターであったことを知った。そこにゲームの知識が重なり,フリーザを圧倒した超サイヤ人の悟空をセルは倒したのだから,その意味でセル>フリーザなのだと考えた。
もっとも,この間に見ていたアニメの再放送で,あのゲームにおけるセルのグラフィックが完全体であることは知っていた。
これを機会にドラゴンボールを読んでみようと,とりあえず26巻と28巻以降を読んでみた。第一に26巻でフリーザが変身型の宇宙人であり,私の認識していた姿は最終形態だったことを知った。
続けて,メカフリーザがトランクスに瞬殺されたことでドラゴンボールの戦闘力のインフレを知り,17号や18号,そしてここで知った16号は,超サイヤ人やフリーザを遥かに上回る強さを持っていることも理解した。同時に私は,ゲームの中に登場した完全体のセルは超サイヤ人を超えたベジータやトランクスでも倒すことができなかった旨の記述を思い出した。
これにより,ドラゴンボールのその後の世界が一気に開けた気がした。同時に,26巻以前の話も気になり始めた。
そして,今日に至る。