昔、友人の家で聴いて、その素直な音質に感動した思い出があり、いつか自分のオーディオで聴いてみたいと思っていました。
オーディオ機器は買い揃えるようになりましたが、聴いていた音楽が洋楽のロックが多かった事もあり、MMカートリッジはSHURE シュアーやスタントンになってしまいました。
その後はMCカートリッジが中心となり、 ELACを使う機会が無いまま今まで来てしまいました。
最近、レコードを聴く環境が整い、音楽を聴く時間が増えるようになっると、今度はレコードに合ったカートリッジが気になるようになります。
これはifi Audio フォノイコライザ micro iPhono2の存在が大きく影響してます。
どんなMMカートリッジでも、MCカートリッジでも調整によって対応出来るので、聴いてみたいと思っていた憧れのカートリッジを躊躇なく買えるようになったのが大きな要因です。
ヴォーカル中心のアコースティック系や、フォークソングに合うカートリッジとしてELAC ESG794Eを試してみたくなったわけです。
運良くヤフーフリマで状態の良いESG794Eを比較的安価で落札できました。
さて、音質はどうでしょうか?楽しみです。
取り敢えずシェルもそのままの状態で、FRのトーンアームFR-64sに取り付けて試聴したいと思います。
試聴するレコードは、これもヤフオクで落札したばかりの レオン・ラッセルさん「CARNEY」です。USオリジナル盤です。
1曲目「タイトロープ」のイントロのピアノの音でびっくりです。鮮烈な鍵盤の音に驚きました。そしてレオンさんの独特なヴォーカルがとってもリアルです。
レコードがオリジナル盤なので音がいいのでしょうが、このカートリッジは凄いです。
音質チェックも忘れて、A面を聴いてしまいました。
気を取り直して、針圧が1.0gと軽いので、ノッティンガムINTER-SPACE/HDのドライカーボン製のアームに取り付けて再度試聴することにします。
FRのような強烈なインパクトはありません。解像度はあるが何か普通の音というか、大人しくてキレがないように感じます。いまいち相性が良くないようです。
もう一度トーンアームをFR-64sに戻して聴きましたが、やはりキレがあり音がハッキリとして分離がいいです。
ただ聴いているうちに、質感や表現力がシェルターModel901に比べると差があります。そこで付属のヘッドシェルのリード線を同じ物に交換してみることにしました。
ところが、ヘッドシェルの付け根部分のリードがハンダ付けになってます。困ったな〜(^.^;
それで、予備のカートリッジのシェルターModel501が付いているヘッドシェルに取り付けて試聴することにします。
オォー、これはいいですね。やはりWE製のリード線は家のシステムには合ってますね。音が生き生きとして、ヴォーカルの質感も表現力も出て来ました。ギターの響きも余韻もいいですね。低域も締まっていて、ベースの音がハッキリと聞き取れます。
このカートリッジ、とんでもないポテンシャルの持ち主かもしれません。
中電のMG3605の骨太でストレートな元気のある音とは違って、フラットで繊細な音です。
泥臭さくてガツンとくるCCRのようなロックはMG3605がハマりますが、イーグルスやキャロル・キングさん等はESG794Eがとてもいいです。
ハイファイセットさんの「シングス・ユーミン」も聴きましたが、フォーク、ニューミュージック系との相性もよさそうです。
カートリッジ1個で、同じレコードなのに全然違う鳴り方がします。実に面白いことだと思います。
今度はどんなカートリッジに出合うことが出来るのか楽しみです。











