昨日、子どもたちにやる気を出してもらうには、
まず前向きに希望を持ってもらうことが大切なので、
肯定的なコミュニケーションが必要だと気づいた、という話をしました。
そうすると、生徒が緩みすぎる現象が起こります。
去年までは、1人で優しい指導と厳しい指導の2役を行っていたのですが、
それだと行動に一貫性が持てなくて、自身がもやもやして、罪悪感もあって、
子どもも、この人気分で都合よく行動を変えてるなという目で見てくるような気がしていました。
なので、今年からは、組織内で役割分担をして、切り替えるようにしました。
小学生の数学では、私は優しい先生、塾長が厳しい先生。
基本的に初めの方は私が授業を受け持ちますが、
生徒が奔放になってきたら、単元の区切りで先生を塾長に変更します。
そして、1単元分塾長がぴしっと授業を行って、
子どもたちが、授業に冷静に向き合えるようになったら様子を見てまた私に戻すか考える、という手法を取っています。
読書も、低学年は優しい先生、高学年はぴしっと締める先生と分かれています。
低学年の優しい先生で子どもが奔放になった時は、
今度は私が厳しい先生役を担って、読書の教室に顔を出して注意をします。
役割を分けるようになったのは、
子どもの発達の本に、
子どもは一貫性が無いと混乱するので、
子どもが何か悪いことをして注意する時には、
父親と母親の中で「注意する役(叱る役)」「逃げ場所になる役(受け入れる役)」を決めた方が良い、
書いてあったのを読んで、なるほど、と思ったからです。
両親ともが注意する役だと子どもの逃げ場所が無くなり首が締まるし救いが無くなってしまう。
両親共に悪いことをスルーしていると、子どもが奔放になり、際限が無くなってしまう。
親、兄弟姉妹、祖父母など、家族が違った役をそれぞれ担うことで、
子どもは頭の整理も、感情の整理もしやすくなるということでした。
実際、基本的に優しく接していて、何かあった時は叱る、と1人で2役やるより、
役割を分けた方が子どもには効果があるような気がします。
日ごろ優しい言動をしているのに、何かした時に叱っても、
「この人は優しい人だから叱られても怖くない」
と子どもは分かっていて、言うことを聞かないのですね。
それに、私も覚えがありますが、
「あの時は叱られたのにこの時は叱られなかった」という一貫性のない出来事は、
かなり頭が混乱するし、精神的に不安定になります。
(子どもの時だけでなく、新卒の時、とか、転職したばかりの時、とかもよくあることかと思います……)
なるべく子供に一貫性をもって接していきたい、とその時の経験からも思います。
本に大切だと書いてあったことは
「子どもに注意する時は逃げ場になる役の人を必ず用意すること」
だそうです。
それが最近重要だと言われている「受容感」を高める秘訣なのだそうです。
複数人が居る時は役割分担して指導ができていますが、他の先生が休みの日に1人で授業を受け持つこともあるので、教育って難しい……、と思っています。
さて、私ももう一つの仕事が少しゆるやかになったので、
昨日から数Ⅰの勉強を再開しました。
またその中で気づいた事も、書いていけたらと思います。
寺子屋アテネは三重県桑名市で75年以上続く老舗の学習塾です。
