~関数はグラフを自分で書くと分かってくる~
関数のポイントは、表を作ってグラフをいくつも自分で書いてみること。
教科書にある、〇〇のグラフを書きなさい、という問題、
面倒で飛ばしてしまう子もいると思うのですが、
ノートに表を書いて、自分で値を計算して、方眼紙にグラフを書く、
ということを丁寧に時間をかけてやっていると、
関数の性質が体感を持って良く理解できます。
料理でも、ただレシピを見るだけでなく、
実際に手を動かして作ってみると、
書いてあることが腑に落ちたりします。
例えば、レシピで鶏肉の脂肪が臭みがあるから取る、と書いてあって、
実際に脂肪を自分で取って作った料理を食べたことがある人と、
脂肪を取った方がおいしくなると分かっているけれどもやったことが無い人では、
「鶏肉の脂肪を取る」の理解の深さが違うと思います。
関数もそれに似ているものがあります。
一次関数、二次関数、それぞれのグラフの特徴を理解していても、
実際にグラフを書いたことがある人と、
分かっているからと書かないで頭だけで理解している人では、
理解の深さが大きく違います。
理科の勉強も一緒です。
植物の名前を図で見て知っている人と、
実際に目で見て、分解してみたりした人では、
身に染みる知識の度合いが異なります。
慣性の法則を言葉だけで知っている人と、
日常の中で実際に試したり意識してみた人では、
「慣性の法則」に対する情報量に圧倒的な差が付きます。
なるべく、手を動かし、
実際に自分で経験する。
関数の勉強の時に地道にグラフを書くことは、
机に向かう勉強ではありますが、
「体感で理解する」ということを教えてくれる、
ひとつの事例なのではないかと思います。
グラフを書くのは時間がかかるのですが、
時間をかけて取り組んだ分の価値が出てくると思います。
本日は数Ⅰ二次関数を3P進めました。
現在P83まで進んでおります。
<塾広報Mプロフィール>
広報兼寺子屋アテネ小学生の数学の授業の講師。
(小学生でなぜ算数ではなく「数学」と言っているのか、という経
中学の個別指導・グループ指導の補佐も行う。
桑名高校出身。中京大学文学部言語表現学科卒業。
寺子屋アテネに小学生から中学生まで通う。
中学までは勉強はそこそこ得意だったものの、
高校では遊び惚けていて勉強をほとんどしていなかったため、高校
<企画 経緯>
大学受験にコンプレックスがある塾広報Mが、常々勉強し直したい
高校数学をやり直そう、という企画です。
使うものは学校の教科書。(数研の「数学」シリーズ)
(学校の教科書が勉強の基本です。なぜ学校の教科書が大切なのか?は⑤~なぜ「学校の教科書」で勉強するのか~をご覧ください。)
<目標>
2年間で高校3年分の数学の基礎を学ぶ
(2024年4月21日~2026年5月ゴールデンウィーク明けまでが目標)
<寺子屋アテネとは?>
寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。
小学生を中心に、長年の実績に基づいた独自のカリキュラムで行っており、
小2~小6の文章を正確に読み取る力と語彙力、自分の考えを適切な言葉で伝える力をつける「読書」
小4~小6の良問をじっくり時間をかけて考え論理的思考を養う「数学」があり