~時間をかけてでも、自力で一度解いてみる~
5/3、4の間に、因数分解の節が終わり、
教科書の節末問題を解きました。
節末の問題は、
後半になるにつれて応用問題が入ってきて、
すぐに解けない問題がありましたが、
時間がかかっても自力で解いてみて、
その後答え合わせをする、というのを意識して解きました。
本当に分からない問題は、1問を解くのにかなり時間がかかりました。
色んなことを試して考えて、
自力で解き方を見つけられた時の喜びはひとしおです。
勉強の楽しさにもつながりますし、喜びを感じながら勉強をすることで、
頭の中にも入ってきやすく、より体に知識が染み込むような気がしています。
高校の頃は宿題の量が膨大で、
ぱっと見て分からない問題はすぐ答えを確認していましたが、
今になって思うと、それでは受験に太刀打ちできるだけの、
思考力や考える力がつき辛いかと思います。
私は高校の頃は塾に通っていませんでしたが、
寺子屋アテネに高校になっても通っていた同級生の子は、
高1の頃から「時間をかけて考えなければ解けない問題」
をじっくり考える授業を受けていたそうです。
その子とは同じ高校だったのですが、職員室で
「〇〇くんは、飛びぬけてよく考えることができるが、どのような勉強をしているのか?」
と先生たちの間でその子が話題にのぼっているのを
通りがかりに1回だけ聞いたことがあり、
そんなに良くできるんだ、と驚いたことが強く記憶に残っています。
その子は京都大学に進み、今は企業の研究職についています。
寺子屋アテネの授業では、小・中・高とどの学年でも、
難しい問題もひとまず自分で考えるだけの時間を取るようにしています。
その問題を考えるための時間、
分からないからぼーっと過ごしている子と、
分からないなりにも、あーでもない、こーでもない、と色んな方向から考えていた子では、
同じ「問題が解けなかった」という結果でも、
解説をした時の理解度が全く違います。
分からないなりにも、時間をかけて色々考えていた子は、
解説をした時の「こう考えれば良かったのか!」という驚きがありますし、
その驚きが、理解の手助けにもなります。
分からないからぼーっと過ごしている子と、
分からないなりにもどうにか解こうとしていた子では、
解説後にまた同じような問題が出た時の
正解率にだいぶ開きがあるような感覚があります。
難しいと思う問題に当たった時こそ、
時間をかけて取り組んでみる。
テストでは時間制限がありますが、
宿題や家の勉強では、なるべく一問一問丁寧に向き合い、考えることが
「基礎力」をつける近道なのではないかな、と思います。
因数分解の節が終わり、次は実数に入ります。
実数を教科書で勉強するのと並行して、
展開や因数分解の問題を問題集で解いてさらに力を補強していこうと考えています。
<塾広報Mプロフィール>
広報兼寺子屋アテネ小学生の数学の授業の講師。
(小学生でなぜ算数ではなく「数学」と言っているのか、という経
他に、ホームページ運営やSNS運営、事務全般、科学の講習会な
桑名高校出身。中京大学文学部言語表現学科卒業。
寺子屋アテネに小学生から中学生まで通う。
中学までは数学は得意だったものの、
高校では遊び惚けていて勉強をほとんどしていなかったため、高校
<企画 経緯>
大学受験にコンプレックスがある塾広報Mが、常々勉強し直したい
高校数学をやり直そう、という企画です。
怠けないために企画化しました。
<目標>
2年間で高校3年分の数学の基礎を学ぶ
(2026年5月ゴールデンウィーク明けまで)
<勉強方法>
学校の教科書(数研の「数学」シリーズ)を読んで、
教科書にある解説と例題を理解し、教科書の問題を解いていくとい
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<告知>
寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。
小学生は長年の実績に基づいた独自のカリキュラムで行っており、
読解力と語彙力、自分の考えを書く力をつける「読書」
良問をじっくり時間をかけて考え論理的思考を養う「数学」があり
5月のゴールデンウィーク明けに今年最後の入塾説明会を行います