塾広報Mのゼロから勉強し直し~”筋力”はこつこつトレーニングをするとついてくる~ | 塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

三重県桑名市で75年以上続く老舗の塾(個人塾)です。
小学生を中心に授業を行っています。
読書では、読書に親しみ読解力と書く力をつけること。
数学では、難問を整理して、明瞭化する思考力、公式の成り立ちを根拠から理解することを目指しています。

~”筋力”はこつこつトレーニングをするとついてくる~

 

5年前、私が他の会社からこの塾に移ってきたとき、

すっかり「考えて数学を解く」という能力が衰えてしまった私に、

塾長が言ったことがあります。

 

「こつこつ毎日数学の問題を考えて解いていると、

そのうちできるようになってくる。」

 

5年たった今、その言葉は確かに正しい、と実感しています。

 

例えば筋力をつけよう、と思ったときに

1日だけ長時間トレーニングを行っても、筋力はつきません。

 

毎日こつこつ継続してトレーニングをすることで、

だんだん筋力がついてきます。

 

勉強も同じで、ある一定の期間だけ長時間勉強しても、

なかなか「学力」や「勉強の勘」は定着しません。

 

暗記だけならある期間だけ長時間勉強しても、

成果は得られることもあると思いますが、

数学の「思考力」、国語の「読解力」は

継続的な長い年月のトレーニングによって基礎力が育まれます。

 

「思考力」「読解力」の基礎を育むために、寺子屋アテネは、

小学生から、

多様な本を読み語彙力と読解力を養い、読書感想文で自分の意見を伝える「読書」と

良問・難問をじっくり時間をかけて考え、論理的思考力を養う「数学」の授業を行っています。

 

筋トレで筋力がついてきても、数日さぼると筋力は衰えます。

数学の問題を考えて解く力も、数日さぼると数学の勘みたいなものが鈍る、と感じています。

 

それは自分自身の体験だけでなく、生徒を見ていてもそう感じます。

インフルエンザやコロナで1週間近く学校を休み、勉強をしていなかった子は、

次の週、塾で問題を解いているのを見ると、明らかに問題を考える力が落ちているのが分かります。

 

他にも春休み明けの授業で急に問題に対する洞察力が鈍くなった、と思ったら、

春休み全く勉強をせず遊び一辺倒だった、ということを親御さんから聞く、ということもあります。

 

もちろん、落ちた学力は

また学校が始まって、宿題をこなして、

自分でも勉強して…と勉強に取り組むうちに戻っていきますし、

そうやって波や緩急がありながら、

だんだん受験に向かってピークを合わせていくのが

息切れをしない勉強の仕方でもあります。

 

ですが、落ちた学力を取り戻すには、

皆、結構苦労をします。

 

今までの塾生を見ていて、

元の数学の勘の鋭さを取り戻すには、

休んだ期間の2~3倍の期間、

気合を入れて勉強する必要があるようです。

 

そのことさえ分かっていれば、

休んだ分、リフレッシュできたからと、

気合を入れて勉強しよう、という

意識になるかと思います。

 

また、なるべく「勉強の筋力」が落ちないように、

リフレッシュのために休む日も、

少しだけでも問題を解くようにする、など

「少しでもいいからなるべく毎日こつこつ勉強をしよう」

という自分の能力を落とさないための

工夫をしようとする気にもなるかと思います。

 

筋トレも、勉強も、

慣れないうちは毎日やるのに四苦八苦しますが、

続けているうちに、習慣になり、

だんだん取り組むのに抵抗がなくなり、

楽になってきます。

 

「学力」も、「勉強のセンス」も、

サボれば落ちる、ということを理解して、

自分はどうなりたいのか?

そのためにどう行動するのか?

を考えてみましょう。

 

<進捗>

4/27は2P数Ⅰをやりました。

段々勉強に取り組むまでのおっくうな気持ちが

なくなってきました。

 

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<塾広報Mプロフィール>

広報兼寺子屋アテネ小学生の数学の授業の講師。

(小学生でなぜ算数ではなく「数学」と言っているのか、という経緯はホームページをご覧ください。)

他に、ホームページ運営やSNS運営、事務全般、科学の講習会などのイベント企画運営を担当。

桑名高校出身。中京大学文学部言語表現学科卒業。

寺子屋アテネに小学生から中学生まで通う。

中学までは数学は得意だったものの、

高校では遊び惚けていて勉強をほとんどしていなかったため、高校の勉強に対して後悔がある。

文章を書くのが好き。小学生の授業でも言葉を噛みくだいて説明したりするのが得意です。

 

<企画 経緯>

中学はそこそこ勉強ができたものの、

高校になってから遊び惚けていて真面目に勉強をしなかった私、塾広報M。

大学受験にコンプレックスがある塾広報Mが、常々勉強し直したいと思っていた、

高校の勉強の中でも、特にコンプレックスが強かった高校数学をやり直そう、という企画です。

怠けないために企画化しました。

 

<スタート>

2024年4月21日

 

<目標>

2年間で高校3年分の数学の基礎を学ぶ

(2026年5月ゴールデンウィーク明けまで)

 

<勉強方法>

学校の教科書(数研の「数学」シリーズ)を読んで、

教科書にある解説と例題を理解し、教科書の問題を解いていくという基本的に自学自習スタイル。

(分からないところは当塾の塾長に聞く)

考える力をつけるために時々問題集の応用問題を解くイメージ。

※学校の教科書や問題集は書店で取り寄せてもらえます。

 

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<告知>

寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。

小学生は長年の実績に基づいた独自のカリキュラムで行っており、

読解力と語彙力、自分の考えを書く力をつける「読書」

良問をじっくり時間をかけて考え論理的思考を養う「数学」があります。

5月のゴールデンウィーク明けに今年最後の入塾説明会を行います。

詳しくはホームページをご覧ください。