「プロスポーツ選手はなぜきついトレーニングを毎日続けられるのか」
それは、
「成果が出るのが楽しいから。」
嫌なことを毎日続けるのは、しんどいですよね。
モチベーションもなかなか上がりませんし、
だらだらとしてしまうと思います。
楽しいと思っていることなら、毎日続けたいですよね。
毎日じゃなくても、やりたいな、やろうかな、と思うと思います。
この時ポイントになってくるのは、
「他人から褒められなくても(評価されなくても)楽しいと思うこと」です。
スポーツ選手がトレーニングをしていたからと言って、誰かが褒めてくれるわけではありません。
皆、スポーツ選手がトレーニングをするのは当然のことだと思っていると思います。
やるのは当然のこと、誰も褒めてくれないし、やる気を出すような声かけもしてくれない。
当然のことでしんどいことだけれども、その中にどう楽しさや嬉しさを見出すか?
トレーニングをしていても、成果が出なかったらモチベーションを保つのは難しいかもしれません。
今はまだ成果が出なくても、成果が出るまでがんばる。
その中にどう楽しさを見出すのか?
それは人それぞれですが、ひとつ言えることは「自分で考えて今の方法を改善(ブラッシュアップ)していくこと」だと思います。
成果が出ないのには、3つ要素があります。
①時間が足りていない
②集中力が足りていない
③方法が自分に合っていない
この中で、「方法が自分に合っていない」についてお話していきたいと思います。
「方法が自分に合っていないから」
勉強が苦痛だし、身が入らない。
それは自分が勉強をやらされている方法しか取っていないからです。
親にやらされている。
学校にやらされている。
勉強をしないといけないと思って渋々やっている。
渋々やっているから、与えられた最低限のものをクリアするのみ。
ここで少しの遊び要素、
自主的に勉強に取り組むためのスパイスとして出てくるのが、
先ほど言った「今の方法を自分で考えて改善していくこと」です。
例えば、自分で自分に合うものを研究してみる。
ノートが合っているのか、ルーズリーフが合っているのか。
ペンは何色までが使いやすい?何色がテンション上がる?
見やすいノートを書くにはどうしたらいい?
短時間で暗記できるようになるにはどうしたらいい?
暗記しても忘れないようにするにはどうしたらいい?
勉強で楽しいと思えるときはどんな時?その時間を増やすにはどうしたらいいか?
例えば、ほんの少しやり方を変えてみる。
とりあえず毎日机に座って教科書をひらく動作をして10分勉強してみる。
図書館でおもしろそうな歴史の本を探す。
ノートの右側1/4のところに線を引いて授業中に先生の話のメモを取る。
消えるペンを使って暗記時間を短くする。
どうしたら集中できるか?を考えて、ダイニングテーブルの人目に付くところで勉強する。
自分はどうしたら勉強が楽しめるだろうか?
どうしたらやる気が出るだろうか?
集中できる環境はどのような環境か?
自分で自分のやる気スイッチを見つけるための、実験をしてみてください。
自分が研究対象の、実験です。
そうやって思いついたことを試したり、勉強法の情報を集めて色々試していくうちに、
だんだん勉強が楽しくなり、勉強時間が長くなり、集中できるようになってくるのだと思います。
どんな環境でも、どんな人たちが周りにいても、
やらなきゃいけないことを少しでも楽しめるように。
人生の中で、自分が楽しいと思える時間を増やせるように。
「どうしたら自分は楽しめるのか?」を考えて、今の勉強法を改善するために色々試してみてください。