ブルース ・スプリングスティーン

Working On A Dream / Bruce Springsteen(2009)
前作「Magic」同様、Eストリートバンドと競演したアッパーな王道ロックです。
クレランス・クレモンズのサックスも炸裂しています。
先のアントニー&ザ・ジョンソンズと同様に歌詞カード片手に、じっくりと聴き通す。
8分に及ぶ、まるで一篇の映画のように物語性が高く「We Shall Overcome」に収録されていそうな
「Outlaw Pete」で幕を開けるこのアルバムは、詩もサウンドも、てらいなくポジティブだ。
特にタイトルチューンなどは、若手J-POPな感じの人が歌おうモンなら
「死んでぇ~~~」
と言いたくなるようなメッセージで、コレを響かせられるのはブルースならでは。
俺の引いたカードはひどかった
でも俺は背筋を伸ばし
夢を追い続けている
夢をかなえようと努力している
(Working On a Dream)
音的にも、エネルギーに溢れたパワフルなバンドサウンドに、
陽気でポップなメロディが縦横無尽に駆け回る。
「MAGIC」のほうがフックの利いたナンバーが揃っていたように思うが、
今回のはなんていうか、タッチが優しくて柔かい。
ここは個人的に少しマイナスだけど。。。
ポジティブパワーに満ち満ちてます。
琴線度 90(80+スプリングスティーンポイント10)
*反ブッシュ~オバマ支持の流れはこの本に詳しい。

サッカー雑感10
マンU
ミッドウィークのウェストブロム戦に5対0で大勝。
またしても完封勝利。
試合自体はキーパーのイージーミスからテベスが決めた2点目で勝負あり。
相手に退場者がでたこともあり、あとはマンUのショータイムみたいなモンで、
精彩を欠いていたクリロナも2点をゲット。
先週末のFAカップの試合(2対1)も悪くなかったし、最近のズブい試合っぷりからは
脱しつつあるような感じがします。
テベスのコンディションも上がってきており、ベルバトフも完全にフィットし、
致命的と思われたルーニー不在もそれほどの問題に見えないところが凄い。
リオがいなくても問題なく、ルーニー不在でも大丈夫。
個と組織のバランス、チームの完成度の高さには改めて驚嘆。
そして嬉しいことにギグスが2アシストの活躍。
ヴィディチのヘッドを引き出した絶品コーナーキックは当然としても、
ロナウドに出したラストパスのなんとも絶妙なこと!
2年ほど前にチェルシー監督時代のジョゼさんが、マンUの若手台頭について
「若手の出番が増えれば、ライアン・ギグスの出場が減るのでその方が助かるよ」
と語っておりましたが、もっと使うべきではと贔屓目込みで思いますが。。。
今シーズンで引退っぽかったのですが、ファーガソンは新しい契約を提示するみたいで、
これは嬉しい。
アントニー&ザ・ジョンソンズ

The Crying Light / Antony and The Johnsons(2009)
待望のアントニー&ザ・ジョンソンズの新譜。
国内盤発売まで我慢しての購入でしたが、
しっかり日本語訳も付いていて、待った甲斐ありでした!
歌詞をじっくり見ながら音楽を聴くということは最近はほとんどないのですが、
彼の詞は素晴らしくイマジネーションがふくらみます。
母の目は地面の下
その泣き声を私は聴いた
一曲目の出だしからしてコレ。。
先にリリースされていたEP「Another World」も非常に満足度の高いものでしたが、
このフルアルバムも、言うまでもなく絶品です。
胃にズシッときます。
聴いているだけで五臓六腑に沁み渡ります。
内臓にまで落ちてくる、まさに稀有なる悲しみのウタ。
悲しみの深淵からこちらを見つめ返しているような恐るべき傑作。
ジャケットも素晴らしいので大画像で。
琴線度 95
Her Eyes Are Underneath The Ground
針の眼

針の眼(1981)
連合軍の上陸地点がノルマンディとの確証を得たドイツのスパイが、祖国に情報を伝えるため英国脱出を図る。
ケン・フォレットの冒険小説の映画版。
主演はドナルド・サザーランド。
連合軍は、カレー沖に上陸するかのような大規模な偽装工作を展開して、ドイツスパイ網を欺いて見事にノルマンディ上陸を果たした。
しかし作者は、誰か一人くらいは正しい情報を掴みながらも英国脱出を果たせなかったスパイがいたはずだと想像し、この物語を書いたのだそうだ。
その誰かが英国脱出を成功させていれば戦争の帰趨はまた違ったものになっていたかもしれない。
映画や小説におけるリアリティというのは微妙なもので、かなり不自然でも許せるモノもあれば、若干の齟齬がミョーに気になってしまうこともある。
この映画に関しては後者。
スパイ・ニードルは、Uボートに拾われてドイツに戻る予定が、嵐のため小さな島に流されて、そこに住む不幸かつ美人の人妻に惹かれていくのだが。。。
ふつう、こんなとてつもない国家の命運を担った重要な任務の途中で女にうつつを抜かすなんてことは100%あり得ないんじゃないか?
たとえ相手が不幸かつ美人の人妻とはいえどもよ。
しかも、明らかに不審に思われている状態でも、ノンキに抱いたりしている。
この映画の範囲内ではちょっとこのロマンスを咀嚼しきれなかった。
この映画、概ね評価は高いのだが、物語のキモであるこのロマンスにどうしても感情移入できず、従って衝撃的なラストも響かずに終わってしまった。
琴線度 65
A Cuckoo
某Pマン(ピーマンではない)さんから教えてもらったブツ。
年明けから聴き流し系を中心に聴いていたトコロに、手応えのある濃厚なポップミュージックにガッツリ捕まりました。
口当たりは滑らかながら、コクたっぷり。
メランコリックで美しいメロディとキラキラしたサウンドの底流に、一筋縄ではいかない不気味さが蠢いています。
琴線度 90
People Are Strange
サッカー雑感9
マンU
チェルシーに快勝して浮かれていたら(←ワタシが)ルーニー離脱という最悪の出来事が起こり、この日のウィガン戦も相変わらずのタイトロープ。
終了間際に得点して1対0とし、なんとか勝ち点3をもぎ取った。
もっとも守備面はバツグンで、負ける要素は皆無。
なんとこれで10試合連続完封である。
リオなしでも鉄壁。
それにしても最近の勝ち点の取り方は、お前はユベントスか!と突っ込みたくなるようなしぶとさ。
インテル
放送が無くてブーブー言っていたら、アタランタに1対3で完敗したらしい。
無くてよかったぁ・・・放送。
セリエもやばいんでねぇの?
ベロンがラッツォに戻るだのってウワサがあるが、ベロンがいた時のゲームは結構面白かったなぁ。
バルセロナ
デポルに5対0で大勝。
相手がボロボロとはいえ、すげぇんですけど。
FW一枚くらいインテルに貸してあげてもバチはあたらんと思うが。。。
メッシの特集番組をやっていたが、お父さんがメッシそっくりだった。
ライブ3本
今週はライブを3本も見てきました。
だいたい年に5~10本くらいしか行かないのでかなり異例です。
1/12
Kooks@名古屋クアトロ
クークスのライブを見てきました。
たまにはイキのいい若手の正統派ロックバンドでも、って感じで。
楽曲も良く、演奏もまとまってて、非常に才能のあるバンドで、良かったんですが。。。
琴線度 70
1/14
The Swell Season@渋谷DUO
映画「ONCE~ダブリンの街角で」の主演したグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァのデュオ&バンド編成でのツアー。
なんと満員。
映画の影響恐るべし。
うまくやってるなグレン!な感じのツアーですが、予想以上に良かった。
肝心の?マルケタ嬢が、柱に隠れてまったく見えませんでしたが。。。
客層は音楽好きというよりも映画好きな人が多かった印象で、
最後がスタンディングオベーションとなったトコロも劇場的でした。
琴線度 80
1/15
Glenn Tilbrook@得三
コチラは元スクィーズのグレン!
もともと素晴らしさ絶対保証付きのライブなワケですが、やはりバツグンに良かった。
1時間×2部構成で、スクィーズ時代の名曲の数々も出し惜しみなしの30数曲。
アコギ一本で変幻自在にロックするグレンに思わず没頭。
グリグリの二重丸でした。
ついでに2月のClare&The Reasons のチケットも購入しましたが、
「売れてますか?」と訊いたら「まだ3枚目です」と言われた。
大丈夫なのか?
琴線度 90



