終了直後の私はまさに放心状態。何かボーっとした感じがしていて30分くらい心ここにあらずでした。という今でもポッカリ穴が開いたような感覚・・・(苦笑)
しかし最後の最後でこんなに完成された舞台を創ることが出来るなんて10年前には誰も想像していなかったでしょうね。なにせあの頃はまだ声優のイベントの延長上的なものでしたから、私は知っていながら行くのをパスしたくらいでした。
ところがその翌年「サクラ大戦2」も発売されかなりサクラ熱も上がっていたためかとりあえず観てみるかなという気持ちで「つばさ」の初日公演を観に行きました。あの当時は創るほうも不慣れでホントに手作り&手探り状態って言うのが素人にも分かるほどの稚拙なものでした。しかし生オケや目の前にあの声であのキャラを演じて歌ってくれているというその魔法とも言うべき世界観に圧倒されてしまい以後現在までに至るわけなのですが・・・・ホントに「念ずれば通ず」ではないですが10年間このスタイルでやり通してしまいましたね。改めて脱帽です。
そして歌謡ショウといえばやはり良くも悪くも熱狂的なファンによるところもあります。これは否定できません。そのファンのために花組の皆さんは何をすべきなのかということを考えて日々精進してきたというようなことも耳にしました。がしかし今回、千秋楽といって特別なことはありませんでしたね。まぁその方が他の観れなかったお客様にとっても良かったことですし、何よりスタッフの方々が一番最後をそういう風にしたくはなかったのでしょう。ならではの心遣いとでも言いましょうか。不満の残る方もいらっしゃるかもしれませんが、サービスも内容も個人的には最高の千秋楽でした。
そして最後に・・・
サクラ大戦歌謡ショウ
10年間感動をありがとう!
そして出演者・スタッフの皆様お疲れ様でした。
夢のつづきはまたいつかどこかで・・・