平和台公園歴史勉強会    2023-3 | Kazu ※ ja6mdpのブログ

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主に屋外活動(山旅紀行)レポートを掲載しています。

 

             平和台公園散策と歴史勉強会          2023-3

 

 
 ソメイヨシノが満開となった平和台公園内の散策と平和の塔「八紘一宇」が刻まれた観光名所の散策と勉強会に参加してきました。南西に宮崎市内の中心街を見下ろす事が出来、東に広大な日向灘を見渡す事が出来ます。巨大な石造りの塔「八紘一宇」の塔は、1940年(昭和15年)、日本建国「紀元二千六百年」を祝って建てられ、一時八紘台と呼ばれていましたが、今は平和の塔とも呼ばれております。塔の高さは36.4m、日本一の高さを誇る。日本中に立てられた八紘一宇の塔は戦後殆ど壊されたようです。塔の石は、県内はもとより植民地台湾、朝鮮、満州など海外の日本団体からの献石、日本軍が中国の戦場から送った石には貴重な文化財も見れます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 1945年(昭和20年)敗戦後、削除された碑文の跡に、1971年当時の知事が現代の由来碑文をはめ込みましたが、そこには「友好諸国から寄せられた切石とか八紘一宇の文章が永遠の平和を祈念して」とかと言う言葉は、果して真実に添ったものかと言われているようですね!
 
 
 
 八紘一宇を考える会の案内で塔の中へ入る事が出来ました。普段は鍵がかけられ、県の管理で特別公開。塔の内部は照明も無く懐中電灯が頼りです。厳室(いつむろ)と呼ばれ「八紘乃基柱の魂というべき部屋」と位置づけされ、四方の壁には、神話と皇国史観に基づく武力統一の絵が浮き影で描かれ石こうの巨大のレリーフ(縦約2m、横約2m)が掲げられていました。
 
        正門の扉には、勾玉、刀、鏡の三首の神器が描かれています。
 
      青銅の扉
 
     神話に基づくレリーフ
 
 
 内部見学後は、満開となったソメイヨシノの下でランチタイム、さくら吹雪下でのお弁当は美味しかかったです。
 
 
 ランチタイム後はそれぞれ体力に合わせ公園内の散策でした。園内は暖かいのは、花々が満開です。タツナミソウ、シャガ、ヒメハギと楽しめました。  
         
       ヒメハギ
    タツナミソウ
   チュリップ
 
  ソ連とウクライナ戦争が始まって1年以上、ウクライナを占領したいと思っての紛争、昭和初期は日本も同じ事を繰り返していた敗戦後、経済の発展の在り方を学んだ日本、再び北朝鮮、ソ連と核兵器の増加と廃絶ところではないように思える。世界を見渡すと紛争が絶えない。日本も兵器の輸出と平和にはまだまだ程遠いような気がしてままならない! 以上