先日、日本老年学会が「高齢者」の定義を見直し
75歳以上とするよう提言した。74歳までは「准高齢者」とするという。
今より一気に10歳も引き上げることになる。
もうすっかり老眼鏡が手放せず
いよいよ高齢者の方へ近づいていることを自覚し始めた勤め人にとっては
これまで幾度も上り坂や下り坂の苦しさを乗り越え最終カーブを曲がり
最後の力を振り絞りながら
ようやく目の前にちらついていた「ゴールテープ」をいきなり遠ざけられた感覚ではないか。
定年までと言わず、もっと頑張りなさいよと
尻をたたかれたような気分にもなる。
まだまだ元気なお年寄りの活力を社会に生かそうという趣旨は結構なことだ。
だが、安易に年金受給や定年のさらなる年齢引上げといった社会保障の抑制などに結び付けられたり利用されたりすることだけは勘弁願いたい。
今は昔、60歳定年後夢見ていた「人生の楽園」とは、いまや幻?・・・
とりあえず亀吉、歩け!歩け!の毎日じゃ!(o^-')b
本日は以上です。