「青ガエル」の愛称で親しまれ約60年にわたって走り続けた元・東急5000系電車で
全国で唯一現役として走ってきた熊本電鉄の5101A号車の車両が遂に本日をもって引退する。
濃い緑色に下ぶくれのような丸みをおびた姿が愛称の由来で
東京の渋谷駅前に保存されている緑色の電車と同じ車両で、最後の生き残りだった電車だ。
この5000系「青ガエル」は1954(昭和29)年、当時渋谷駅と桜木町を結ぶ東急・東横線でデビューし
その後1986(昭和61)年に引退。
一部の車両は全国の中小鉄道会社に中古車両として売却され第二の人生を送った。
熊本では今日まで、北熊本駅から上熊本駅間を元気に走っていた。
しかし、年々、老朽化などから「青ガエル」の”生息数”は減少。
この熊本電鉄を走る5101A号車ただ1両のみという”絶滅寸前”の状態になっていたのである。
そしてついに今日2月14日、最後の「青ガエル」がラストランを迎えた。
熊本に来てからも約30年走り続けた、まさにど根性ガエルだったわけだ。
この数か月、全国から鉄道ファンが別れを惜しみ訪れていたという。
しかし、安心して・・・!?
そういった引退を惜しむファンの声を受け、保存を決めた熊本電鉄は
今後も車庫内で整備を続けて走行可能な状態を保つという。
引退後も、イベントなどで変わらぬ姿を見せてくれる日もありそうだ。
ところで今日は「バレンタインデー」。
毎度おーきに ♥
本日は以上です。
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