間が空いてしまいましたが
阿蘇路の続きです。
途中予定を変更し初めて通る道へ入ってみました。
山を下って行く途中、手野集落に″手野の名水″という看板があり
娘さん方が水を汲んでおられたので、声をかけパチリ!
さらに少し下ると
″わくどの石″とやらが・・・!?
さらに進んで行くと、『国造神社(こくぞうじんじゃ)』 の前へと出て来ました。
この『国造神社』は
阿蘇北外輪山のふもと阿蘇神社の北東約4kmに位置しており、北宮ともいわれます。
国造神社は、阿蘇創造の神話にまつわる健磐龍命(たけいわたつのみこと)の
第1子速瓶玉命(はやみかたまのみこと)、その妃雨宮媛命(あめみやひめのみこと)など
4神を祀っています。
神事は阿蘇神社と同様に「阿蘇の農耕祭事」として
国の無形民俗文化財にしてされています。
神殿と拝殿は阿蘇市指定の有形文化財です。
国造神社の本殿は三百数十年前に熊本藩の寄進によって建てられたもので
建物自体の歴史は阿蘇神社よりも古く、阿蘇市の文化財に指定されています。
7月26日に行われる御田祭りが最も重要なお祭りです。
速瓶玉命(はやみかたのみこと)のお手植えと伝えられた手野の大杉は
樹齢1000年と推定され国指定の天然記念物でした。
しかし、平成3年(1991)9月の台風19号で幹が折れ
枯死。現在は根と幹が境内に保存・展示されています。
拝殿の向かい側には、「白蛇の桧」(下の写真)があります。
古くよりこの桧には白蛇が宿り時々姿を現すが
この白蛇を拝んだ(見た)者は運が開けると伝えられているそうです。
(この桧は良質目のある木でこの種のものは育ちにくくこのように大きくなったものは
日本全土で四本しかないといわれているそうです)
阿蘇大明神は阿蘇創造の神様ですが、この地に農耕を教えたということになっています。
伝説では、もともと阿蘇は湖で主はナマズでした。
そのナマズは大明神から諭されて、阿蘇を出て各地に流れていきました。
国造神社にはその神話のナマズの御霊を祀ってあります。
その鯰(ナマズ)社の前には、秋篠宮殿下行啓記念植樹があります。
ナマズは阿蘇の先住の象徴ではないかという説があり
国造神社はもともと先住の氏神だったのではないか、といわれています
。※歴史回廊(くまもと魅力発見の旅)より
うちのホテルがあるところは嘉島町鯰(ナマズ)
なにがしらご縁があるかしらとおもい、お参りして来ました。(*^▽^*)
国造神社を出たすぐの三叉路に「夫婦石(めおといし)」なるものがありました。
手野の大杉(国造神社境内。二本杉と呼ばれ、女男二株あった)と共に男女一体のもので
夫婦円満和合の象徴として尊崇、祈願する者多し。
また、「御田祭」の神幸、「眠り流し」神事の際の道中の歌の一つの重要な地点であり
昔から里の人々によって大切に護られている。
(案内板より)
ついでにこちらもお参り(;´▽`A``
阿蘇路はまだ続きます。
本日は以上です。