ライバルを持つということ! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

サラリーマン時代

ボクは後輩や新しく入社してきた人たちに

仕事上でのよきライバル(好敵手)を持つことの大切さを幾度となく語っていました。

 

しかし、ライバルを 「好敵手」 という存在にするか、単なる 「敵」にしてしまうかは

「ライバル」 に対して 「学び取るこころ」 を持てるかどうかにかかっています。

 

 

さらには、ライバルの存在を仕事上の存在だけにとどまらず

 

スポーツや趣味、また私生活といったあらゆる分野にライバルを持つことで

内に秘めた様々な活力が湧き上がって来ます。

 

そんなにあらゆる面にライバルがいては息苦しくなるのでは?

 

という人もいると思いますが

確かに 「学び取るこころ」 を捨ててしまうと

息苦しい存在になるだけです。

 

だけども

一度しかない自分の人生の間口を広げ、中身の濃い充実したものにしたいのなら

≪大いにライバルを持つべし!≫

 

ボクはそう思います。

 

普通ライバルと考えるのは

現在の自分より一歩、二歩、あるいはそれ以上先に位置している人です。

なぜなら、本来人間は向上意欲を持っているからです。

 

 

ただし、そこで注意したいことは、ライバルを追い抜く対象としてしか捉えてないと

相手の優れた点は、「叩くための攻撃目標」にしかならず

抜くか抜かれるかという勝敗だけにこだわることになり

 

時には苛立つようになったりもします。

 

これでは 「学び取るこころ」 など生まれるはずもありませんし、成長の実感も得られません。

あくまでも好敵手は、「向上目標」であり

自分を映す鏡でなければならないと思うのです。

 

 

だから、そういったライバルは一人より二人、二人より三人と

 

多い方がいいのです。

 

人間は、「自分が誰よりも幸せでありたい」 こういった感情を捨て去ることは困難です。

好敵手の 「好」 の字は、ライバルである対象に対して「好意」を持つことなのです。

「好意」 は、共に成長して生きる姿勢からしか生まれてこないと思うのです。

 

 

現在の自分があるのは

間違いなくその時々にいいライバルの存在があったからです。

そういった人たちに感謝すると同時に

 

これからもそうあり続けたいと思っています。

 

 

 

 

 

本日は以上です。