「おどま 盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃ おらんと・・・・♪」
山里の哀愁をおびた「五木の子守唄」で有名な五木村(いつきむら)。
先日、五家荘(ごかのしょう)へ行ったとき、久しぶりに訪れました。
五木村は、日本一の清流 川辺川(かわべがわ)上流に計画されている
治水専用の県営 五木ダム問題に長い間翻弄されてきた村です。
政権交代後、国が事業主体に検証を要請していたダムの一つで
現在は建設を中止する方向性が示されていますが
まだ結着はつきそうにないですね。
五木村の旧中心街は、ダム建設で湖底に沈んでしまうため
人々や民家・学校等の建物は、高台の代替地(頭地代替地)に移転し
そこには新しい道路が出来、その道沿いに新たな家並み
役場・公共施設等が作られています。
その中心的施設となっているのが道の駅「子守唄の里・五木」と隣接してある
「子守唄公園」です。
施設内や周辺には、子守唄像彫刻コンクールで入賞した作品がいろいろ展示されています。
やはり子どもや母親の像が多いですが
一つ一つの像を眺めていると、何か感じるものがあります。
茅葺き屋根の家の中には
懐かしい昔の生活の様子が垣間見れます。
キャンペーンを記念した標木が・・・(*^.^*)
現在、村の人口は1336人。
800年前に平家の落人によってこの地に伝えられたという豆腐の味噌漬けは
貴重なタンパク源を保存するために
五木特有の焼き豆腐を味噌に漬け込んだのが
その始まりといわれています。
施設内には地元の民芸品や特産物などが販売されており
食事も楽しめるようになっています。
★宮園のイチョウ
県指定天然記念物。樹齢推定500年の雄株の銀杏で
幹周り8.3m、根回り約14m、樹高は45mにもおよびます。
県下でもイチョウの木としては最大級の古木です。
黄金に色付けばきれいでしょうね。
五木村は、昔は川べりのくねくねした細い道で、出会い頭の衝突を避けるため
昼間でも車はライトをつけて走るのが交通マナーでしたが
現在では、立派な道路やトンネルが出来、山里の秘境を思わせるのは
昔から変わらない周辺の山々の自然だけでのようです。
ダム問題・・・いろいろ考えさせられますねぇ∑(-x-;)
五木の子守唄、ご存知ない方はこちらをどうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=Q28LZgrqAmY
熊本出身の石川さゆりさんが、熊本城をバックに歌ってるのはこちら!
http://www.youtube.com/watch?v=izJT4t1nEbc&feature=related
→ 五木村 HP
熊本県球磨郡五木村
本日は以上です。
熊本で遊ぶ。熊本でお仕事。どちらもお泊りなら
→ http://www.kamenoi.com/kashima/ (o^-')b
小さいから楽しいホテルの経営