美里町・“恋人の聖地”「石橋を歩く!」 (三) | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

下益城(しもましき)郡 美里(みさと)町は

旧中央町と旧砥用(ともち)町が合併して出来た町。

美里町は、43基の眼鏡橋が残る県内有数の石橋の里でもある。

甲佐町を抜ける国道443号と松橋(まつばせ)町方面からの

国道218号の小筵(こむしろ)交差点角には

この辺ではよく知られたこのモニュメントが建っている。

 

 

“ 美里町(旧中央町) 日本一の石段 3333段 ” 

 

 

 

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そして最近

このモニュメントのとなりにもう一つこの案内板が立った!

 

 


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“恋人の聖地” (ハートが出来る石橋)

 


その説明には

 

「10月から2月の快晴の日

午前11:30分から12時頃に限り

石橋がハートを作り出します。

 

平成23年6月に正式に

 “恋人の聖地” 

として選定されました」

 

と、書かれている。 

 

 

 

今回の「石橋を歩く!」シリーズ三回目は

 

この橋から(^_^)v

 

 

この案内板が立つ交差点から車で3~4分とすぐ近く。

 

釈迦院川(しゃかいんかわ)と津留川に連なって架かる双子橋、

二俣橋である。

 

 

虹 L字型に並ぶ双子橋!

 

 

 


二俣橋(ふたまたばし) 【美里町】

 

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二つの川が交わり、それぞれに眼鏡橋が架かっている。

 

このような交わりの橋は、数少ない架橋方法である。


二俣福良渡(ふたまたふくらわたし)

 

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甲佐・熊本へつながる道は津留川に架かった橋。

建築年:文政13年(1830) 長さ28m

現在は

並行してコンクリート橋が現役の橋として務めを果たしている。

 


小筵二俣橋(こむしろふたまたばし)


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松橋方面へつながる道は釈迦院川に架かった橋。

建築年:文政12年(1829) 長さ27m

 

 

この二つをまとめて「二俣橋」という。

 

架橋にたずさわった石工についてははっきりとはしていないが

橋の車止めとして立っていた「車通るべからず」と刻まれた石柱には

茂吉と勘五郎の名前が残されていて

この二人が架けた可能性が高いと言われている。 

町指定重要文化財。

 

またここは、江戸時代

矢部・砥用方面と松橋方面及び甲佐方面を結ぶ重要道路が交差する要所であった。

景観も良く往来する人々の休憩所となっており

現在も橋の下を流れる釈迦院川・津留川は清流であり

川の合流地点に白砂の川岸ができるため

国土交通省の「子どもの水辺」に選定されている。

 

「二俣橋」マップコード:291428367



ここが “恋人の聖地” として選定されたという

 

ハートが出来るというスポットはどこだろう・・・?

 

その時来ていた方々から尋ねられるも?(・・。)ゞ

 

・・・そこでいっしょに探す!

 


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あった!ここだろ (ノ´▽`)ノ ここバイ!

 

 

ほらっ、ハート型になっとるたい!(^▽^;)

 

↓ ↓ ちょっと恥ずかし・・・ (-。-;)

 


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確かにハートが・・・ 

でも既に12時を回っていたため

 

もう少し早い時間であればよかった。

 

 

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さすが恋人の聖地!

ここには、こんなものも・・・♥ ♥ ♥ ('-^*)/

 

ハートスポットが分かり安心したところでお次へ。

 

その前についでに「日本一の石段」をちょっとだけ!

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この石段は

1200年の歴史を秘めた由緒ある釈迦院の

 

表参道である、御坂遊歩道日本一の石段として

町おこしの一つとして建設されたもの。

 

毎年11月には

石段を利用して、アタック・ザ・日本一宣言

 

タイムレースが開催されている。


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3333段の石段、ボクも一度は挑戦して登ってみたいと

 

思いつつもまだ実現はしていない。(^^ゞ いつか・・・

 

田舎の山里の風景を眺めつつ国道218号に戻る。

 


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虹 濃い緑に包まれた備前石工の作!

 

 

馬門橋 (まかどばし) 【美里町】


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国道218号馬門橋バス亭から下へ降りて行くと

うっそうとした木々に包まれた橋に出会う。

昼間でも薄暗い谷にこの馬門橋は、どっしりとその存在を示している。

橋の下には清流が流れ、橋の横には小さいが

ごうごうと音を立てて流れ落ちる滝も見ることができる。

この石橋は、写真ではよくわかりづらいかもしれないが

石の組み方が橋の上と下では違い2層からなっている。

文政11年(1828)に架けられた橋は下層部で

上層部はその後に重ねられたものであるが、その時期は分かっていない。


熊本には

「種山石工」(八代郡東洋村)をはじめとする石橋の技術者集団がいたにもかかわらず

備前国阿津村(岡山県)の石工「茂吉と勘五郎」(種山石工の橋本勘五郎とは別人)が

共同で手がけている。

なぜ備前の石工が熊本で橋を架けたのかは

いまだに謎とされている。

マップコード:291429263 


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また、長くなりそうなので今日はここまで。

 

 

次回は、単一アーチ橋では日本最大の石橋が登場!

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

熊本で遊ぶ。熊本でお仕事。どちらもお泊りなら  

 

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