「お杖先」 の ~ 釣耕園 ~ | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

熊本市の島崎は金峰山の東麓の奥深い静かな地

湧水に恵まれた山渓の美を鑑賞でき

しかも城下からの距離もわりと近かったため

当時は、詩文を楽しむ藩士たちの清遊の地であったとされる。

 

この島崎5丁目にある釣耕園(ちょうこうえん)

今から350年ほど前

 

細川家5代の藩主綱利が設けた御茶屋と呼ばれる別荘である。

 

しかし、藩が財政難陥っていったころ綱利は

御茶屋など極力減らそうと側近らと石神山に遊んだおり

重臣の続弾右衛門に、杖で付近を指し示し

「ここからここまで全部お前にやる」 と 言われたそうだ。

 以来、続家は、ここを 「お杖先」 と呼んで管理してきたが

現在は熊本市が代行している。

 

 

※一般的な観光ルートに設定されているようなメジャーなものではないので

 地元の人にでも聞かないと場所はわかりにくいです。(^_^;)

 

 

 

★外門
『ちょっと一服!ボクがおもうこと 』 “小さいから楽しいホテルの経営” ~siawase亀blog~

 

 

入ると竹林があり

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建物・内門までの石畳のアプローチがなが~い!

 


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涼しげな水の流れる音が聞こえてきて、横を見ると小川が・・・。


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また、門が見えてくる

 


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★門をくぐり、中から歩いて来た石畳をみるとこんな感じ。
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静寂に包まれた家。

 

弾右衛門の子、在衛門のとき

細川藩の中老で漢詩人の米田波門(こめだはもん)がこの地に遊び

その景観を 

雲を耕し月を釣る~ 「釣月耕雲」 と 詩に詠じたことから

「釣耕園」と名づけられたそうだ。

 

 


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玄関の様子
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庭も広い
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庭園は飛び石を配した広い池に山渓を取り入れたもの。

行った時には、ちょうど子供たちが遊んでいた。

とても礼儀正しい子供たちでしたよ。(*^.^*)


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さらに、奧には敷地の庭は広がっている。

 


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静寂の中

流れる水音

気持ちが安らぐなぁ~ (*⌒∇⌒*)

 

 

 

 

紅葉の時季に

また訪れたい。。。(^_^)v

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

→ 小さいから楽しいホテルの経営