投げられた球はすぐに投げ返せ! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

「自分にはなかなかチャンスが巡って来ない」 と嘆いている人を見ていると

チャンスが巡って来ないのでも恵まれないのでもなく

チャンスを逸していることの方が多いのに気がつく。

 

たとえばある所で、滅多に口もきけないような人と会話を交わす機会を得た。

そのとき「○○さん、何々の本は面白いよ。

機会があったら読んでみるといいよ」 と言われたとする。

 

 

こういうとき大抵の人は 「はあ、はあ」 と聞いてるだけである。

だが、その人はあなたに興味を持って球を投げたかもしれないのだ。

もしあなたがその本をすぐに読んで感想をメールや手紙で送ったとする。

それが縁で交流が始まるかもしれないではないか。

 

 

世の成功者や大人物というのは、しばしばそういう形で若い人や目下の人間に

さりげなく球を投げるものなのだ。反応がなければそれでおしまい。

チャンスに恵まれない人というのは

こういう形で巡ってきているチャンスを逃しているのである。

 

 

同じくある席で、名刺交換すると、すぐにメールやハガキを送ってくる人がいる。

「先日は楽しいお話をありがとうございました。また機会がありましたらウンヌン・・・」 

こういうことが素早くできる人は人脈を広げていけるし

仕事もよくできる人の場合が多い。

 

 

初めて人と会い名刺交換することは、お互いに自分の球を相手に放ったに等しいからだ。

そこから先は球を投げ返すかどうかにかかっている。

 

 

ボクは成功者でも大人物でもないが

これまでの経験から言えるのはチャンスに恵まれ、そのチャンスを生かしている人は

投げた球を素早いアクションで投げ返して来た人たちだ。

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。